うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

Jazz

JO JONES SPECIAL

ベイシーバンドのオリジナルドラマーとしてつとに有名なジョー・ジョーンズ名義のソロアルバム。 さながらオリジナルベイシーバンドの同窓会といった雰囲気のメンバーです。 ベイシーバンドにはガス・ジョンソン、ソニー・ペイン、ルーファス・ジョーンズ、…

When I fall in love / Joni James

果たしてこれはジャズのカテゴリーに入るのかどうか?議論のあるところだと思いますが、 他に適当なカテゴリーを作ってないので、とりあえずジャズにしときます。 寺島靖国さんほどのファンではありませんが、年に1、2回聴きたくなるんですよ。歌が上手い…

Steeplechase / JACKIE McCLEAN

マクリーンの独特の乗りとちょっとテナーっぽい音色が好きです。 共演者については、フィリー・ジョー、チェンバーズのリズム隊はもちろん素晴らしいんですが、僕はマクリーンの相棒、ハードマンが好きですね。朴訥な感じで、「上手い!」と唸るような演奏で…

Basie plays Hefti

Basieがルーレットに残したアルバムは多いんですが、個人的に録音がいいと感じるものは少ないです、"Atomic Basie"はモノ盤はいいのですが、ステレオ盤は2枚買いましたが、ハズレ。 "Breakfast and Barbecue"はモノ盤、ステレオ盤ともに満足できる音質でし…

Dancing With the Greatest Bands /原信夫とシャープスアンドフラッツ

「丸山」閉店を知って、同じく「丸山」の熱烈なファンである藤塚町の「マッシュルームレコーズ」の店主に報告に行った。休業していると思っていたらしく、まさか閉店とは彼も思っていなかったようだ。大の男2人の嘆きが続いた。 しかし、せっかくだからレコ…

初レコード漁り

年が明けて、そろそろ通常モードに戻らねばと思い、昨日、中古レコード店に行ってきました。元町の高架下の「ダイナマイト」で邦楽EPを10数枚買ってから、元町駅東口を下ったあたり、エビアンまでは行きません。リズムボックスの向かいあたりの細い階段を…

Basie Plays Hefti

ベイシー楽団にとって欠かせないアレンジャー、ニール・ヘフティーの名前がタイトルになったこのアルバム。 ルーレット盤は特にステレオ盤で、録音の良くないものが多々あるのですが、これも決していい録音とは思えません。内容は決して悪いわけではなく、"C…

ELLINGTON AT NEWPORT

エリントン57年のライブ盤 さほど録音がいいとは思いませんが、会場の雰囲気がよく伝わってきて、臨場感に溢れています。聴きどころはB-2の延々と続くPaul Gonsalvesのテナーソロではないでしょうか!ソロとともに会場全体が盛り上がっていく様子がよくわ…

THE COUNT MEETS THE DUKE FIRST TIME!

実に豪華な顔合わせのアルバム。僕の好きなCount BasieとDuke Ellingtonの共演です。 Columbiaのアルバムですから、Basieがゲストの立場になっています。この手のアルバムによくあるように、緊迫した対決ムードではなく、それぞれの個性を生かしながらフレン…

BUD POWELL / Jazz Original

このレコードも「ガポンレコード」で買った1枚 ジャケット写真がチト息苦しいですが、内容は可もなく不可もなくといったスタンダード中心。ローチ、ブレーキーの演奏も抑え目ですね。イエローレーベルがNorgranのオリジナルだと思うので、これは完全に2nd以…

CANNONBALL ADDERLEY Quintet in Chicago

週末に元町の「ガポンレコード」で購入した1枚。オリジナルとは言えませんが、準オリジナルといったところでしょうか。 マイルスのグループのマイルス以外の5人による演奏です。コルトレーンとのバトルが聴き所ですが、全体としてはゆったりしたムードが漂…

THE TOUCH OF TEDDY WILSON / TEDDY WILSON

今日はずっと雨でした。買物以外は外出する気になれず、穏やかな音楽が聴きたくなり、このレコードをかけました。 いわゆるハードバップとは違ったいわゆる中間派のピアニストですね。流れるような華麗なタッチです。ピアノトリオという編成も手伝って、静か…

JAZZ IN 3/4 TIME / MAX ROACH

ジャズを聴き始めた頃、ブラウン・ローチの演奏がとてもカッコよく感じられ、彼らのアルバムを集めました。このアルバムはクリフォード・ブラウンの死後の新クインテットによるものです。 前作"MAX ROACH PLUS 4" もそうなんですが、やはりクリフォード・ブ…

SWING, SWANG, SWINGIN' / JACKIE McCLEAN

先週末に購入しました。またまた写真がピンボケですが、ご容赦下さい。 ピンボケなんで、なおのこと不明瞭ですが、「オリジナル」と言いたいところですが、もちろん、そうではありません。 なかなかよくできた「復刻盤」です。分厚いコーティングジャケット…

弘田三枝子スタンダードを唄う

東芝時代の10インチアルバムです。MICOさんがジャズのスタンダードを熱唱しています。 ジャケットからして素晴らしい。ベツレヘムのクリス・コナーのジャケットに迫力を足した感じです。この時代の日本のアルバムのジャケットはいいですね。 内容はも…

I Can't Resist You / Anna Maria Alberghetti

イタリア出身の美人歌手。1957年のCapitol盤です。 声楽を学んできただけあって、歌唱法はかなりクラシカル。キュートなルックスで「クラシカルジョニ」呼ぶ人もいる。Jane Powellもクラシカルは歌唱法だが、Alberghettiの方が聴きやすく、好みですね。…

SQUEEZE ME / Sallie Blair

久しぶりにレコード棚から取り出して聴いてみました。 1957年録音のベツレヘムオリジナル。ジャケットの雰囲気からも想像できるように、お色気満載の唄いっぷり。多少荒削りなところはフェロモンでカバーしましょうといったところでしょうか?しかし、冷…

At The Montreux Jazz Festival / BILL EVANS

ビル・エヴァンスのアルバムの中でも、優秀録音盤として有名なこのアルバム。先日の中古レコード市でオリジナル?とおぼしき盤を購入しました。早速聴いたのですが、どうも感動しません。 実はこれまではクラシックレコード社の高音質復刻盤を聴いてきたので…

GETTIN' AROUND / DEXTER GORDON

昨日に続き、中古レコード市で買ったレコードの紹介です。 ヴァイブが入ったせいか、非常にリラックスした雰囲気のアルバムです。ボブ・クランショーのベース、ビリー・ヒギンズのドラムが繰り出すリズムにデクスターが余裕たっぷりにユーモアを交えながらブ…

ONE FLIGHT UP / DEXTER GORDON

梅田の「冗談伯爵」が閉店して以来、大阪には足が向いていませんでしたが、阪神百貨店で恒例の中古レコード市が開催されていたので、行ってきました。 DEXのアルバムを2枚、Bill Evansを1枚買いました。 その中の1枚がこれです。 あまりキレイな状態とは…

THE EMINENT JAY JAY JOHNSON Vol 1

トロンボーンといえば、この人です。そして新鋭クリフォード・ブラウンが参加したこのアルバムはイキがいいですね。 圧倒的にA面を好んで聴くことが多いのはクリフォード・ブラウンの魅力でしょうか? ところで、LPレコードを買う時は、もちろんオリジナ…

DIG / MILES DAVIS

ハードバップの幕明けと言われることが多いこのアルバム。音質がイマいちで、あまり手が伸びないのですが、久しぶりに聴いてみました。 何かモッサリした印象なんですが、アート・ブレーキーのドラムスが新しい時代の到来を感じさせます。この時期のマイルス…

EXCITING R&B VOL.2 / 弘田三枝子

1969年、京都会館でのライブ盤。この年は「人形の家」の大ヒットで、歌謡界でも一躍スターダムにのしあがったミコさん。グラビアの表紙を飾ったり、すっかり自信を得たです。そんな時でも彼女の原点である、JAZZ, R&Bに対する真摯な情熱は失われることは…

OUR MAN IN PARIS / DEXTER GORDN

随分このレコードが欲しくて探していたのですが、このたびようやく購入。といってもオリジナルではありません。先日もヤフオクでオリジナルが70000円台で落札されていたのを目の当たりにして、ため息が出るとともに、諦めました。 今回購入したのは Liberty…

the swinging COUNT! / Count Basie

50年代前半のBasieのアルバムは10inchから12inchに作り直したものや、結構雑多で、同じ曲の同じテイクが複数のアルバムにあったり、アメリカ的がめついレコード商法が目立ちます。このアルバムもほとんどの曲の同じテイクが他の所有しているアルバムにあっ…

worktime / SONNY ROLLINS

久しぶりにロリンズを大音量?で聴きました。 マックス・ローチに煽られて、豪快に吹きまくります。ローチとの掛け合いもスリル満点です。個人的好みでは、ローチのドラムの音はヴァン・ゲルダーの録音がいいですね。Emarcyの音は今一つです。オリジナルでは…

人形の家 +CD / 弘田三枝子

アイドルのカテゴリーに入れるのはいかがかと思いつつ、とりあえず。今後はJAZZのカテゴリーになるかもしれませんが。 ELACのオートチェンジャーを導入以来、シングル盤の収集が楽しくなりました。その中で懐かしくて買った1枚がこの名曲。 僕が小学生…

DRUMS AROUND THE WORLD / PHILLY JOE JONES

お馴染みフィリー・ジョーが多彩なメンバーと共に、世界の様々な音楽をベースに独自の解釈で演奏を展開するアルバム。 フィリー・ジョーの多彩なドラムスが堪能できますが、少々お腹いっぱい。リバーサイドのフィリー・ジョーのリーダーアルバムを3枚持って…

黒いオルフェ / 鈴木勲トリオ

鈴木勲のbassとcelloが炸裂するこのアルバム。写真がボケてて、お見苦しいですが、ご容赦下さい。 僕が所有しているのは再発の TBM SUPER-CUT ANALOGUE DISK です。このアルバムには思い出があって、10年以上前になりますが、大阪ハイエンドショーのスキャ…

BALLADS & BURTON / ANN BURTON WITH LOUIS VAN DYKE

ジャケットにお顔の大写し。すごくインパクトの強いジャケットで、購入する時は少し腰が引けました。ジャケの印象からすると、暗めで、ドロッとした感じなんですが、内容は丁寧に1語、1語歌い込まれた感じで、誇張されすぎない透明感があって、しっとりと…