うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

Jazz

SOULTRANE / JOHN COLTRANE

何となく聴き込むことがすくないコルトレーン。熱烈なファンの方も多く、コルトレーンがいまひとつ好きになり切れない小生は何となくジャズ愛好者として肩身が狭い思いがしています。アルバム所有数も5枚と少ないので、その真価がわかっていないのかもしれ…

BLUES WALK / LOU DONALDSON

チャーリー・パーカー系のアルトであるルー・ドナがその独自性を発揮し始めたのがこのアルバムではないでしょうか? 時代と共にジャズが何やら小難しい方向に変化していく中、ブルース、ソウルの方向に接近していき、よりわかりやすい、ストレートな表現をし…

fancy meeting you here / CROSBY-CLOONEY

今年も残すところ後1週間。今日は世間ではクリスマス・イブとか。僕は全く興味はありませんが。明るい希望を持ちにくい1年でしたが、気分転換に楽しいアルバムを聴きました。 ビング・クロスビー御大とロージーのDuetアルバム。気分は世界一周なんですが、…

time to dream / LES PAUL and MARY FORD

ジャズの範疇に入れるのは無理があるかもしれませんが、とにかく甘い雰囲気に溢れたアルバムです。 ギターの型番にまでなった名手Les Paulの哀愁あふれるロマンティックなギターと適度なお色気と適度な透明感のあるMary Fordの節度ある歌声のコンビネーショ…

CALIFORNIA HERE I AM /BILL EVANS

1967年のVillage Vanguardでのライブ2枚組。 買おうかなと思いながら、長い時間が過ぎ、ヤフオクで落札しました。 ドラムスがフィリー・ジョーで、期待していたのですが、僕の求めているイメージからすると、ガッカリでした。音質もベールがかかったような…

ANITA O'DAY SINGS THE WINNERS

アニタのアルバムは何枚が持っていますが、このアルバムが何故か聞きやすくてすきです。 いつものことながら、写真のピントがあっていないのはご容赦下さい。 いろんなミュージシャンの代表曲をアニタが軽快に唄っています。他のアニタのアルバムに比べると…

THE GREAT PARIS CONCERT / DUKE ELLINGTON

エリントン楽団のアルバムはベイシー楽団のアルバムと比較すると、ほとんど持っていないのに等しく、知識もあまりありません。エリントンの音楽を聴くと、何故かメランコリックな雰囲気になるのは僕だけでしょうか?それとエキゾティックなムードに包まれま…

BLUE ROSE / ROSEMARY CLOONEY and DUKE ELLINGTON AND HIS ORCHESTRA

昨日に続いてロージーです。 お馴染みのエリントンナンバーにロージーの歌声が加わった名盤です。エリントン楽団の演奏にアフレコでロージーの声を入れたせいかどうかはわかりませんが、ロージーの声の透明感、滑らかさが際立ちます。明るいムードの曲から、…

A Touch Of Tabasco / Rosemary Clooney & Perez Prado

ジャズと分類するには多少の抵抗はあるんですが、ロージーのアルバムの中で一番好きなのが、このアルバム。 ペレス・プラード楽団との共演で、何とも可愛い雰囲気をかもし出している。いわゆるスタンダードナンバーも全く違ったアレンジのもと、新たな魅力を…

RELAXIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET

オーディオシステムの調整は楽しくもあり、辛くもある。ましてや3Wayマルチアンプシステムともなると調整できる要素があまりに多岐にわたり、僕の精神力と耳には手に余る。同じようなレコードばかり聴いていると、欠点ばかりが気になって、気分が滅入ってく…

SINATRA AT THE SANDS

シナトラとベイシーのライブの名盤 "SINATRA AT THE SANDS" 。昨年MOBILE FIDELITYからハーフスピードカッティングのLPが発売され、ユキムが正規輸入していたのですが、注文が遅れ、完売してしまいました。しかしアマゾンでは未だに販売されているのを発見。…

BACK TO BACK

Duke Ellington と Johnny Hodges を中心としたこのアルバム。シブいBluesを聴かせてくれます。Harry Edison の艶があって、伸びやかな演奏も秀逸。Hodgesの素晴らしさは言うまでもないですが、Ellingtonのピアノ奏者としての実力を再認識させられました。Bu…

A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD / SONNY ROLLINS

今さらながらの名盤。CDのコンプリートヴァージョンも所有していますが、もっぱら聴くのはアナログ盤。もちろんOriginalではありません。NYレーベルですから、3rdくらいになるでしょうか??RVGの刻印があることでよしとしましょう。 ライブの臨場感がいい…

Doris Day ・ Andre Previn / Duet

ドリス・デイのアルバムの中で一番よく聴くのがこのアルバム。 アンドレ・プレヴィンのピアノの中心としたシンプルなバックに乗せて、健康的な色気、しんみりとした色気、陰のある色気等、さまざまな表現で楽しませてくれます。とりわけ"Fools Rush In" と "…

COOL STRUTTIN' / SONNY CLARK

「ハックルベリー」でのもう1枚の買物がこの"COOL STRUTTIN'" もちろんオリジナルではありません。SIDE 1 が NEW YORK レーベル、SIDE 2が 47-63 レーベルで、RVG刻印付きですから、2ndか3rdくらいでしょうか?レーベルにはシミがありますし、ジャケットに…

MR. SWING - HARRY EDISON

まさにSWEETS にふさわしいタイトルのこのアルバム。派手さはないものの、バックのしっかりとしたサポートも相まって、なかなかシブい出来ばえ。 疲れた時にしんみり聞くと和みます。

Basie Rides Again!

この時代のBasieのアルバムは同じ曲が別のアルバムにあったり、結構大雑把ですね。解説も負丁寧で、個々の曲の演奏者やソロもわかりにくいです。ただすべて極上のBasieサウンドになっているので楽しめます。曲名もあまり覚えられないんですよ。これはインス…

冗談伯爵閉店

3〜4ヶ月ぶりに大阪梅田のオリジナルを中心に扱う中古ジャズレコード店「冗談伯爵」に向った。レコードを買う前に「福島上等カレー」で腹ごしらえ。ここのカレーは好きですね。大阪を代表する料理はカレーではないかと思います。 いつものようにビルの9階…

Basie in Sweden

このレコードはジャケットがなくて、レコード本体のみです。 いわゆるプロモーション盤で、レーベルも味気ない白色。しかし、その盤の重さといったら、昨今の復刻重量盤をはるかにしのぐ250g以上。ずしりときます。 音質も堂々たるものです。ルーレット…

Jam at Basie featuring Hank Jones

2009年にあの一関のジャズ喫茶「ベイシー」で行われたライブのアナログ盤。ハンク・ジョーンズの遺作というか、追悼盤になってしまいました。 昨年高価なクリスタルCDが販売されていました。なじみのオーディオショップでこのLP盤を見つけ、何となく…

GO! / DEXTER GORDON

久しぶりに大阪梅田のジャズレコード店「冗談伯爵」に行って来ました。最近は何かと忙しかったり、億劫に感じたりで、訪問する頻度が減っていたのですが、今回はなかなかの掘り出し物で、満足のいく大阪行きでした。 デクスターのブルーノートのアルバムは "…

JACKIE'S BAG / JACKIE McLEAN

さらに土曜日に入手したのがこのアルバム。 47/63レーベルですが、DGではないので、純正オリジナルではありませんが、2ndといったところでしょうか?オリジナルはとても手の届く価格ではありませんからね。 世間ではB面の評価が高いですが、僕はA面もなか…

MOANIN' / ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS

あまりにも有名なこのアルバム。ジャズの名盤には必ずと言っていいほど紹介されます。 僕も一応持っておかねばという気持ちで購入したのですが、あまりターンテーブルに乗ることはありません。なんというか、このアルバム以降のブレーキーのアルバムはなぜか…

SONNY ROLLINS VOL.2

ロリンズのアルバムの中でも、豪華なキャストでお馴染みのこのアルバム。 ブレーキーの豪快なドラムに合わせてロリンズのブローが聴ける点が僕の一番のお気に入りです。トロンボーンのJ.J.もいつもにも増して流麗かつアグレッシブでいいですね。この3人の絡…

CHET ATKINS IN HOLLYWOOD

ビートルズのジョージにも影響を与えたことでも知られている C&W系?のギタリスト、チェット・アトキンスがハリウッドの映画音楽をオーケストラと共に演奏してるアルバム。ジャズのカテゴリーには全く入らないとは思いますが、カテゴリーを増やすのが面倒な…

MILES DAVIS / COLLECTORS' ITEMS

マイルスのレコードの中でも、時期的に中途半端な感があるこのレコード。久しぶりに聴いてみました。 いいじゃないですか!特にA面が。このアルバムの目玉であるチャーリー・チャンことチャーリー・パーカーがテナーで参加していることが他のプレーヤーにい…

ANN, MAN! / ANN RICHARDS

スタン・ケントンの奥さんだったアンがケントンと離婚した頃に録音したアルバム。それにしてもジャケットがいいですね。振り向き際のこの視線がたまりません。 離婚した頃のアルバムとはいえ、暗さはあまり感じられず、明るめの爽やかなお色気と歌声。また、…

THE CAT WALK / DONALD BYRD

全く個人的な感想で、専門的なことはわかりませんが、ドナルド・バードは超絶技巧の持主という感じはしないのですが、常にエネルギッシュで、躍動感溢れるプレイを聴かせてくれるプレーヤーです。特に、ペッパー・アダムス、デューク・ピアソンとの演奏が好…

PIANO INTERPRETATIONS BY BUD POWELL

当時のレギュラートリオで録音したアルバム。ノーグランレーベルのアルバムは昨今のヘタな重量盤よりも重くて、いかにもいい音を聴かせてくれそうな雰囲気があります。個人的にはパウエルのアルバムの中では一番よく聴きます。 ブルー・ノートでのアルバムも…

CLIFFORD BROWN AND MAX ROACH AT BASIN STREET

実は始めてシビれたモダン・ジャズのレコードがこのアルバムでした。当時はジャズのレコードは5〜6枚しか持っていなかったのですが、このアルバムを聴いてから、一気にコレクションが増えていきました。当時はマーキュリーレーベルのセカンドでしたが、そ…