高松市塩江町の「赤松食堂」に行ってきました。
「旅館」の表示もありますが、現在旅館を営業されているかどうかは、わかりません。
昔、特に戦前は塩江温泉もにぎやかで、歌劇団をかかえている旅館もあったそうです。
また塩江温泉に鉄道も通じていました。
店内の様子
お品書き
「中華そば」とならんで「ちゃあどん」もこちらの名物です。
ガラスケースには「いなり」などが入っています。
小上がりもあって結構広いです。大テーブルで食べるお客さんが多いようです。
ゆったりと落ち着く空間です。
「中華そば」を頼みました。
懐かしい感じの見事な具材の配置です。美しい!
鶏ガラベースで、イリコの味もしますね。
あっさり、スッキリしながら、コクがあります。
また焼豚もこちらの名物です。厚みがあって、柔らかい感じなんですが、しっかり肉らしい食感があります。これぞ中華そばの焼豚といった感じです。
最近のラーメン店の焼豚はトロトロなだけで、肉の旨味を感じないものが多い気がします。
いなり
これまた甘めの味付けで旨いんです。
こちらは大将と女将さんの2人で切り盛りされています。実に家庭的な雰囲気で、マイペースで営業を続けられておられる印象です。お店の佇まいも含めて、穏やかな気分で過ごせる文化財のような名店です。
ご馳走さまでした。