うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

Jam at Basie featuring Hank Jones

2009年にあの一関のジャズ喫茶「ベイシー」で行われたライブのアナログ盤。ハンク・ジョーンズの遺作というか、追悼盤になってしまいました。

昨年高価なクリスタルCDが販売されていました。なじみのオーディオショップでこのLP盤を見つけ、何となく購入してみました。ジャズファンよりオーディオファンの間で評判のLPです。内容は、まあ、何と言いますか、それなりかなといったところです。ハンク・ジョーンズは燻し銀の演奏を披露していますが、やはり年齢のせいか、ソロの時間も短く、無理はできない感じです。
録音は楽器の音色が温かく、自然で、音量を上げると、まさにベイシーに居合わせたような感じです(もっとも僕はベイシーに行ったことはありませんが)。往年のTBM盤に通じるクォリィティーの高さを感じます。特にドラムの音が最高ですね。今後装置のチェック盤として活躍しそうな気がします。