うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

Jazz

THIS TIME THE DRUM'S ON ME / STAN LEVEY

西のマックス・ローチという言い方は失礼かもしれませんが、ローチの影響を感じるドラマー、スタン・リーヴィー。ベツレヘム、モードにリーダーアルバムがありますが、これはベツレヘムの第2作。(Bethlehem Original) さすが、ベツレヘム。バート・ゴールド…

ART PEPPER + ELEVEN

小生がはじめて買ったペッパーのアルバムがこれでした。ビッグバンドに迫るラージ・コンボで、ジャズの有名どころのオリジナルをマーティ・ペイチのアレンジに乗せて、ペッパーがスウィングします。これだけの大所帯であっても、ペッパーのソロは輝かしく、…

BASIE ROARS AGAIN COUNT BASIE

カウント・ベイシーのdrummerと言えば、ソニー・ペインが有名ですよね。あるいはパパ・ジョー・ジョーンズでしょうか? VERVE時代のアルバムの半数以上でドラムを担当しているのがガス・ジョンソン。派手さがないので、あまり目立ちませんが、いぶし銀のよう…

KELLY GREAT WYNTON KELLY

先日のKELLY AT MIDNITE に続くWYNTON KELLY です。今回は、Chambers, Philly Joe というお馴染みのメンバーに加えて、フロントラインに Lee Morgan, Wayne Shorter を加えた豪華な布陣によるアルバム。Miles, Blakey という親分不在の中で、颯爽とした演奏…

HARD BOP THE JAZZ MESSENGERS

アート・ブレーキー率いるジャズ・メッセンジャーズの大手コロンビアレコードでの作品。タイトルがスゴイですよね。なんせ、ハード・バップですから。この時期のメッセンジャーズは過渡期のようなイメージを持たれているような気がしますが、僕は、一番好き…

A SWINGIN' AFFAIR DEXTER GORDON

50年代のお勤め隠遁生活から復帰した後のデクスター のブルーノートでの録音が好きです。まず、ジャケット写真からして、聴く者を幸せな気分にさせてくれます。 デクスターのアルバムジャケットは笑顔が多いですよね。彼の人柄の成せるところかもしれませ…

JACKIE and ROY

思わずジャケ買いしてしまう素晴らしいジャケット写真。(STORYVILLE 10inch) おしどり夫婦デュオJackie(vocal,piano) と Roy(vocal)のこのアルバムの一番の売りは、何といっても 名匠Burt Goldblat によるジャケットでしょう。僕は一時期携帯の待受け画面に…

MR. TOP HAT FRED ASTAIRE

ジャズのカテゴリーに入るかどうかは個々の判断にお任せするとして、アステアがオスカー・ピーターソン,レイ・ブラウン、バーニー・ケッセル等の豪華なジャズメンをバックにスタンダードを唄います。その上、お得意のタップダンスまで2種類(Slow DanceとFast…

KELLY at midnite WYNTON KELLY

あまりにも有名なウィントン・ケリーのアルバム。トリオ編成で、ケリーの演奏もいいんですが、やはりこのアルバムを聴く時はフィリー・ジョーのドラムに耳が釘付けになります。僕はこのアルバムのフィリー・ジョーのドラムの音色が大好きです。フィリー・ジ…

Greatest performances

久しぶりにジュディーのレコードを聴きました。ジュディーのレコードはキャピトル時代のものが有名で、よく出回っていますが(もっとも日本では全く有名ではないですが)、彼女の本当の意味での全盛期はMGM在籍時代、つまり1940年代と言えます。ミュージカル…

どっちが本物!? COUNT BASIE

お気に入りのレコードは同じものを何枚持っていても、安心できていいもんです。しかし、微妙な違いが気になることもあります。COUT BASIE の名盤 "APRIL IN PARIS" と "BASIE IN LONDON" 、それぞれ2枚の写真をご覧下さい。いづれも「オリジナル」という言…

the midgets Joe Newman Septet

Count Basie のアルバムで試みたフルートとミュートトランペットという組み合わせを全面的にフィーチャーしたのがこのアルバム(Vik Original) Joe Newman(tp),Frank Wess(flute),を中心に Freddie Green (g), Eddie Jones(b) とBasie Band のメンバーも参加…

BASS ON TOP  PAUL CHAMBERS

今さら、改めてコメントする必要がないような有名なアルバム。小生が所有しているのは、RVG 刻印付きながら、NEW YORK レーベルなんで、3rd くらいでしょうか?このアルバムは管楽器が入っていないので、Chambers の bass が全面的に活躍しています。小生は…

TIME WAITS  BUD POWELL

Bud Powellのアルバム(といってもさほど持ってませんが)の中でも特に好きなのがこのアルバム。全曲オリジナルで、Budの演奏も積極的ですが、何と言ってもこのアルバムの魅力は Philly Joe Jones との最初で最後の共演です。とにかくPhillyが縦横無尽で、ク…

YOUNG MAN WITH A HORN

Doris Day と Harry James の共演です。Doris Day は小生の好きな歌手の一人ですが、このアルバムは Andre Previn との共演作 "DUET" と並ぶお気に入りです。少し憂いのある Doris Day の歌声と、Harry James の分厚い音のトランペットが堪能ですます。ふと…

PAL JOEY - KENNY DREW TRIO

同じく"PAL JOEY"の中の楽曲をKENNY DREW TRIO が演奏する名盤(Riverside Original)。 メンバーにWibur Ware, Philly Joe Jones と僕のお気に入りのMusiciansが勢ぞろい。Kenny Drew の乗りもよく、ホントにカッコいい演奏(表現能力がなくてすみません)で…

あまりに定番すぎて Art Pepper meets The Rhythm Section

あまりにも有名で、Jazz 愛好家ならだれでも持っているようなこのアルバム。ブログにとりあげるのもチト恥ずかしい。小生の持っているのはContemporary Stereo盤。 大定番すぎて、ジャズ喫茶では恥ずかしくて、とてもリクエストできない。でもこのレコードが…

MAX BENNETT PLAYS

秋の夜長、疲れたからだには BETHLEHEM の Jazz がしみじみとした味わいで、気分が和らぎます。派手さはないのですが、一聴の価値があるアルバムです。 お馴染みのジャケット師 BURT GOLDBLATT によるジャケットがまず渋い。まるで眠狂四郎の如くベースを構…

COUNT BASIE AT NEWPORT

57年Newport でのライブ盤。Jimmy Rushing, Lester Young, Jo Jonesなど第1次黄金期のメンバーが参加しての同窓会的な雰囲気のライブ。Jimmy Rushing が唄うと、Basie Band は本当に素晴らしくスイングする。最近50th anniversary と銘打ったCDをボーナスト…

いまさらですが・・・ SINATRA

誰もが持っているSinatra と Basie のライブ盤。僕も大好きで、しょっちゅう聴いています。 シナトラはジャズか否か?よく言われることですが、ハッキリ言いましょう。「ジャズです。いやジャズを超えているのでは?」このアルバムとCDを聴けばよくわかりま…

MISS SHOWBUSINESS

ステージ活動を中心とした後期JUDYの原点のようなこのアルバム タイトルからして、まさにJUDY そのものである。おなじみのミュージカルからのメドレーもこの後のLive Version より1曲多く録音されています。PALACE THEATERをテーマにした曲もあり、まさにJUD…

Sentimental Me / Gale Storm

なかなかの美形歌手。ハリウッド女優出身のようですが。 ちょっと「こぶし」が効いたような歌い方で、「江利チエミ」と「雪村いづみ」を何故か思い出させます。曲はスタンダードなものが多く、"I'm in the mood for love"はお気に入りの1曲です。 古き佳き…

Mitzi / Mitzi Gaynor

小生の大好きな女性歌手 Mitzi Gaynor 。2枚所有しているアルバムうちの1枚。 最もよく聴くVocal Album ( Verve original) 「南太平洋」「ショウほど素敵な商売はない」などのミュージカル映画に出演したことで知られています。決してジャジーな歌いっぷり…

Most Likely... / DICK JOHNSON

Pepper の "Meets the Rhythm Section"と同じくらい、いやそれ以上に、お気に入りのこの1枚 Pepperをさらに甘〜くした感じ。Lyricalなalto奏者 Dick Johnsonのアルバム。Riverside Mono Original このアルバム、何といってもお気に入りbassist Wilbur Ware…

Breakfast Dance and Barbecue / Count Basie

大好きなCount Basie の作品。ROULETTE MONO Original, ボーナストラックがやたら多い再発CD を所有していたが、本日、久しぶりに大阪にレコード漁りに出かけ、ROULETTE STEREO Original を入手。期待通り、STEREO LP は良かった。この盤については MONO よ…

I feel like a NEWMAN

Basie Bandの中でもお気に入りのTrumpeterの一人 Joe NewmanのSolo Album. STORYVILLE Originalです。 NewmanのSolo Albumでの演奏はBasieのAlbumでの演奏より、リラックスした雰囲気で,それでいてaggressiveです。要するに伸び伸びとやってるのかな。 Basie…

Daddy Plays In His Own Way.

小生のお気に入りのアルバムの中の1枚 "DEXTER CALLING" 機器を替えた時によく聴くレファレンス盤でもあります。BN Original Stereo 盤です。Dex の豪放かつ、マイペースのblowに Philly Joe の Drumsも普段よりは抑え目気味に聴こえます。Kenny Drew の小…

That's the very ENTERTAINMENT!

日本では「オズの魔法使いのドロシーちゃん」として知られているくらいですが、本国アメリカあるいはイギリス(共に行ったことないので偉そうには言えませんが)では絶大なる人気を誇るJudy Garland。彼女の音楽をジャンル分けすると、JazzなのかPopsなのか…