ジャズの範疇に入れるのは無理があるかもしれませんが、とにかく甘い雰囲気に溢れたアルバムです。
ギターの型番にまでなった名手Les Paulの哀愁あふれるロマンティックなギターと適度なお色気と適度な透明感のあるMary Fordの節度ある歌声のコンビネーションが疲れたからだを癒してくれます。しかし、このアルバムの本来の正しい使用方法はジャケットの裏面に記載してあります。
決してくたびれた中年オヤジを癒すためではなく、カップルの「夢のような時間」を演出するのがその本来の目的のようです。もう1度、こんな時間を持てたら幸せなんですがね。