「新鮮市場きむら屋島店」で天然鯛を買いました。
しっかり〆られて、活かっていました。
これは僕が買った個体ではありません。
僕が一回り小さな個体を買った後の写真です。
お店で調理してもらいました。
帰宅後さらに自分で手を加えました。
いつもの料理にかかります。
鯛飯等の出汁を取るためにアラの一部を炙ります。
炙ったものを昆布出汁に入れて出汁を取ります。上の写真の他にも小さなアラが出ますが、それらも出汁取りのために昆布出汁に入れます。
まずはお造り
軽く塩〆をしています。この時期ですから、脂の乗りはあまりないですが、清涼感のある旨味で、歯応えも上々です。
頭、カマの塩焼
歯応えよく、この時期の天然鯛はいやなにおいがしません。
食べ終わったら、すでに取ってある昆布+鯛出汁の中に入れて、さらに出汁を取ります。
鯛飯
鯛飯と鯛の潮汁
潮汁
鯛飯に潮汁をかけて「鯛茶漬け」にすると最高に旨いです。
鯛茶の写真を撮るのを失念しました。
過去に何度もアップしていますので、そちらをご覧下さい。
鯛の昆布〆
昆布〆にすると、さらに旨味が増します。
鯛のソテー
バター、醤油、バルサミコ酢、ワインなどでソースを作りました。
表面がパリッとして、美味しかったです。
鯛の真子の煮物
小さめの真子が入っていたので、煮物にしました。
いつもと同じですが、飽きることなく十分に楽しめました。
散歩中に近くのスーパーで珍しいものを発見!!
思わず2パック買って、帰宅しました。
全部で15尾いましたよ。
「このしろ」と表記されていますが、はっきり言って「コハダ」ですね。
鮮魚担当者に聞くと、このような小型魚は調理をするのが大変なんで、安くしないと売れないとのことです。
プロの利用が多い鮮魚店で「佐賀県産のコハダ」を買えば、15尾で1500円はするでしょうね。最近の多くの人に健全な魚の知識がないこと、そして多くの人が調理することを面倒がることのおかげで、コハダを格安で買えました(笑)
早速仕事にかかりました。
ウロコを丁寧に取って、内臓を出して、開いて、腹骨を取ります。
何と30分位かかってしまいましたよ。
塩をしてから、酢〆です。今回は塩20分、酢〆40分くらいでした。
一晩寝かせました。
コハダ握り
握り1貫にコハダ1尾を使っています。
さすがにコハダは身が柔らかく、骨も一切あたらず、旨いですね。苦労が報われます。
さらに次の日は「ちらし寿司」。
わかりづらいですが、鯛のキズシも少し入っています。
コハダには別皿に入れた醤油を軽くつけて食べるのもいいかと思います。
コハダは酢飯との相性が抜群です。
旨いコハダを食べると調理の苦労も吹き飛びます。
ご馳走様でした。