観音寺市流岡町の「かなくま餅 福田」に行ってきました。
もう30年近く、気になっていたんですが、いろいろ事情があって、ようやく初めて訪問できました。
お店の発祥は「餅屋さん」のようですが、途中からうどんも提供しだしたようです。
店内には餅、あん餅、大福、赤飯、エビおこわ、いなりなども販売されています。
店内の半分以上は飲食スペースになっていて、10時から飲食可能です。
お客さんが途切れることはありませんね。
女性従業員の方が元気に明るく、接客されていて、活気があります。
名物の「雑煮うどん」と「あん雑煮うどん」を頼みました。「あん雑煮うどん」には
もちろんあん餅が使われています。
下の写真は「雑煮うどん」ですが、「あん雑煮うどん」も外見は変わりません。
それぞれ餅が2個入っているので、家内と1個を交換して、「普通の餅」と「あん餅」を1個ずつ楽しみました。
うどんに入れる前に焼かれた餅は香ばしく、きめが細かくて、滑らかな非常に美味しい餅でした。
そして、麺もエッジが立ち、生き生きとした食感で、小麦の旨さが溢れる大変素晴らしい麺でしたね。
また出汁は観音寺ならではの絶品のイリコをベースにした出汁で、クセになる旨さです。また焼いた「餅」、「餡餅」と出汁の相性も抜群で、人気店であることが頷けます。
「エビおこわ」も美味しそうで、食べてみました。
小海老が入っています。もち米の炊き加減も抜群で、エビの香りもよく、はじめて体験した美味しさでした。
うどん、おこわ、餅類すべてにわかって丁寧に作られている、まさに本物志向のお店ででした。地域の人から愛されているのは至極当然と感じました。
本当に30年近く訪問できず、もったいないことをしたと猛省しています。