香川県は今日から「まんぼう」です。
飲食に携わる皆さんにとっては厳しい日々が続いています。
個人的には「飲食店が悪い」のではなく、「利用する客のマナー、モラル」の問題だと考えています。利用する客が飲食時以外はマスクをつける、大声で話さない、少人数で接近しないなどなど、客の側にできることはいくらでもある気がします。
今日の飲食店にかかわる規制をわかりやすく例えると、
「スピード違反で人身事故を起こした時、悪いのは運転手ではなく、スピードが出る車を作ったトヨタだ」という発想に近い気がします。
余計な話が長くなりました。
「まんぼう」前に高松市木太町の「味どころ 撰」を訪問しました。
お客さんはほとんどいませんでした。
付き出し (1人前の料理です)
「うざく」の鰻の代わりに鱧が使われています。
さっぱりした酢の物に実によく合います。
かぼちゃとジャガイモの冷製スープ(1人前の料理です)
甘くて、滑らか、そして上品な味付けです。
スープをパンにつけても旨いんです。パンもついてきます。(写真を撮るのを失念しました)
ウマヅラハギのお造り(2人前の写真です)
たっぷりと肝が入ってましたよ。こちらでは代わりにを薄造りにせず、厚めに切ります。カワハギの味がよくわかります。
カツオタタキ(2人前の写真です)
産地を聞くのを忘れましたが、もっちりして、香りがいいカツオです。
マナガツオ味噌漬け(1人前の写真です)
香川の夏を代表する高級魚です。繊細で、脂の乗ったマナガツオを味噌漬けにしています。実に上品な美味。
鱧しゃぶ(2人前の写真です)
玉葱と豆腐は事前に鍋に入れられています。
こちらの鱧料理は是非味わってほしいですね。
瀬戸内の良質な鱧を鱧切包丁で大将が見事な包丁捌きで骨切していきます。
もちろん骨切をするまでの鱧の捌き方が良くないと意味はないんですが。
ともかくこちらの鱧は旨いです。
この日の鱧も程よく脂が乗って、甘みがあって、旨かったですよ。
しばらくは鱧を楽しめると思います。
天ぷら(1人前の写真です)
活けの車海老と徳島の「しらゆき蓮根」です。
車海老の旨さは言うまでもないんですが、「しらゆき蓮根」は甘くて、抜群の旨さでしたよ。
ミスジステーキ(2人前の写真です)
肉はもちろん、ソースや付け合わせのキャベツまで行き届いた旨さです。
冬瓜煮物(1人前の写真です)
葱油を使った中華料理の手法で調理された冬瓜。
冬瓜がさほど好きでもない僕でも旨いと感じましたよ。
スダチ素麺(1人前の写真です)
家で僕が作るものとはグレードが違います。(当たり前ですが)
基本となる出汁の味の深みが違います。スダチの切り付けがまるで違います。
麺の旨さも違います。
果物(1人前の写真です)
以上堪能しました。
いつも感じることですが、これだけの料理をリーズナブルな価格で提供してくれるお店も僕は知りませんね。ご馳走さまでした。
ところで、「味どころ 撰」は「まんぼう」はテイクアウトにも対応しています。詳細はお店に問い合わせて下さい。
あの人も訪れた香川の名店/味どころ 撰(高松市木太町)地元食材味わう和食店 | ニュース | COOL KAGAWA | 四国新聞社が提供する香川の観光情報サイト