うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

マルチアンプかオリジナルネットワークシステムか

簡単に割り切れるテーマではないですが、ハーツフィールドに憧れる最大の理由でもあります。
現在の当方のマルチシステムは
ユニットはJBL 075(HIGH), 375+ 537-500(MID), 2205B(LOW)
アンプは JBL SG520, JBL SE400S(LOW) ,ACCUPHASE P-300X(MID),
      MARANTZ SM-17SA(HIGH) (CHANNEL DIVIDER) ACCUPHASE F25という布陣。
なぜ難しいマルチにしたか?漠然とした憧れもあったが、ネットワーク方式で375の強力なエネルギーを通常のエンクロージャーで、1本のウーファでバランスを取ることの壁にぶち当たったからである。パラゴンにせよ、ハーツフィールドにせよ、375を使用したJBLのスピーカーシステムのウーファは1本だが、ホーンを併用して、エンクロージャーにそれなりの工夫がされている。またオリンパスはパッシブウーファを併用している。JBL純正エンクロージャーを使用していない普通のバスレフ箱の場合はWウーファにされている方が多い(もっともマルチでもWウーファにされている方も多いですが)。
マルチにして、ウーファと375のレベルをかなり自由に操作できるのが最大の魅力であった。
しかし、欠点もあります。まず面倒。位相管理、レベル管理、ものぐさ、センスのない人間には苦痛です。次に、マルチによくあるSNの悪さ。SNの悪いプリSG520を手放す気がないので、余計解決の方法がありません。そして音のつながりの悪さでしょうか?SNのいい現代のアンプに入れ替えると、費用がかかるだけでなく、新たな不満もでてきそうです。導入時よりはかなりよくなってきましたが、最近は足踏み状態でしょうか?何かいい策があればいいのですが。
 一方、JBL C36(130A+175DLH+N2400), JBL SA600のシステムはSNがよく、音のつながりもスムーズ。細かな理屈を考えず、気楽に音楽を楽しめます。しかし、375が持つ芯の強い、エネルギー感がありません。キレイで聴きやすいんですが、マルチに比べると、押しの強さ、迫力が劣ります。やはり375は凄い。
 そこで両者の長所を併せもっているのでは?と勝手に想像したのがハーツフィールドです。SG520+SE400Sでドライブしたらどうかな?という感じです。上手く鳴らす自信も経済力もないですが、ハーツほどのシステムを手に入れたら、もう後がないと観念できるのも魅力です。
 という具合に勝手に悩み、想像して楽しんでいます。我ながら暇な男です。