うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

いつも言っていますが、鰆が一番美味しい時期は「春」ではなく「秋~冬」です。

10月くらいから1月くらいまでが脂が乗って旨いですね。鯖と同じですよ。

しかしながら漢字のせいで「春」が旬だとマスコミ、スーパーなどが吹聴するので、

鰆に対する間違った認識が浸透しています。

高松市塩上町の「魚信」でこの秋初めて鰆を買いました。

淡路島福良産の一本釣り、2.8kgの片身です。

写真ではわかりづらいかもしれませんが。脂がのく乗って、いい色しています。

用途(炙り、塩焼、キズシ、フライ)に応じて切分け、買った日から3日以内に食べる予定がないものは真空パックして冷凍庫に入れました。

炙りと塩焼に

身もしっかりしています。炙り、塩焼ともに脂にまろやかな旨味があって、さすがに秋の鰆は美味しいですね。

塩焼の場合は焼き始める1時間ほど前に塩をしておきます。しっとりした感じを損なわない程度に水分が抜けて、身の味がより濃くなります。

炙りの場合は、切り分ける30分~1時間前に炙ることをお薦めします。

炙ってすぐに上の写真のように切り分けようとすると身と皮が分離してしまうことがよくあります。

みなさんも秋の鰆をお楽しみ下さい。