うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

米の将来が危うい

最近見た光景

イオン系のスーパー

アメリカ米が2680円(税抜)!!

しかも5kgと見分けがつきにくい4kgパック

こちらはコープ。

台湾米5kg3780円(税抜)
こんな輸入米をこんな価格で買う人はどれくらいいるのだろうか。

しかし、これが日本の将来ではないかと感じる。

どうも昨今の米価高騰の元凶がJAであるとして非難する流れがあるように思える

素早い備蓄米放出で、小泉農水相を評価している人も少なからずいるようだが、

小泉農水相と与党の目的はこの機に乗じて「JA, 全農」の民営化を目指しているのではないかという話をSNS等で耳にすることが多くなった。まるで父親が「郵政民営化」を実現させたしたように。

民営化されるとアメリカ、中国などの外資が「JA、全農」を買収し、日本の素晴らしい食材をコントロールする危険性がある。このあたりのことも多くのSNSで触れられている

ところで、「郵政民営化」によって何かいいことはあったのか。

郵政民営化」以降、日本はどんどん貧しくなっていると感じる。

小泉元首相は従来からある制度、組織を「抵抗勢力」と名付け、いかにも悪といったイメージ作りをした。さらに竹中平蔵氏とともに自分たちの推進したい政策を「規制緩和」と呼び、いかにも善のようなイメージを作った。この印象操作にマスコミも乗っかり、日本を弱体化したと思っている。

僕は民営化、規制緩和は日本人の生活基盤を支える組織を外資が買収する機会を与えてしまったと思っている。日本の企業、不動産などが外資によって買われている昨今の状況を見れば明らかだろう。

日本の農業を守るため、小泉農水相には父親の路線のようにJAの民営化・輸入食材の規制緩和を実施しないようにお願いしたい。