うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

やまと製麺所

高松市木太町、琴電林道駅の南にある「やまと製麺所」。昔ながらのうどん食堂の風情を持つお店。ご夫婦二人で頑張っておられます。


ご主人のうどんに対する拘り、研究熱心さには頭が下がります。メニューにも創意工夫が溢れています。

この日は「しっぽくうどん」を頼みました。


具材に筍、こんにゃくが入っています。鶏の出汁が上品で、決してくどくなりません。スッとお腹の中に入っていきます。麺も小麦が香る昔ながらの良さがあります。「上田製麺所」の濃厚な出汁とは対照的で、これまた旨い1杯です。
最近のうどんチェーン店の進出をはじめ、うどん店の厳しい現状について大将といろいろ話をしました。最近は家電販売、スーパーをはじめ、大手の巨大資本が日本中を食い荒らしている感があります。大手の巨大資本は正規従業員をあまり雇用せず、人件費を減らすことにより利益を上げているだけです。規制緩和、競争論理の産物でしょう。人を大事にしない企業が多すぎます。われわれ力のない国民に何ができるか?日々考えさせられます。
チェーン店に負けず香川の地元のお店が営業を続けられるように皆さんも応援よろしくお願いします。