高松市の東にあるさぬき市の志度湾海域は牡蠣の養殖が盛んです。
この冬は牡蠣の生育が悪く、小粒のものが多く、キロ買いを控えていました。
しかしながら、牡蠣の旬ともいえる1月下旬になっても粒が大きくなりません。
このあたりで観念して先週、「河西鮮魚店」にお願いして、1kgパックを引いてもらいました。僕が信頼する鴨庄の⑱番の生産者(加工者)の牡蠣です。
水洗いして、大きさで仕分けしました。
やはり小さいですね。この時期なら1kgで45粒~50粒前後かなと思います。
記録では51粒の年がありました。
今回は何と68粒!! これは例年の12月下旬の60粒前後より多いですよ。
予想はしていましたが、実際に数を知ると志度の牡蠣も厳しい状況にあると思いました。
まず小さな粒を使って牡蠣味噌を作りました。
牡蠣を包丁で細かくします。
フードプロセッサーがないので、粗めになってしまいます。
これを胡麻油、米油、国産菜種油 などで炒めます(油の種類は好みで)。僕は胡麻油です。
少し酒を加えてから白味噌を入れます。量は適当です。砂糖を加えて味を調整します。
焦がさないように水分を飛ばして出来上がり。
冷めたら容器に入れます。ちょっと今回の牡蠣味噌は粗めになりました。
もっと頑張って包丁で叩かないと。
ご飯の友に最高です。またお酒のアテにもいいとのことです。
牡蠣を使った料理はいつも同じです。
牡蠣と豚バラと水菜の鍋
豚バラ、牡蠣を別々同じ中華鍋でにさっと炒めます。
中華鍋は洗わずに水菜を胡麻油で炒めます。
炒めた具材をかつお昆布出汁に入れます。ポン酢と一味唐辛子で頂きます。
具材の写真です。鍋の中に水菜を半分くらい、豚バラ、牡蠣も少し入れてしまっているので、少なくなっています。この他には厚揚げを入れるくらいです。
いつ食べてもハズレのない味です。〆は中華麺を投入します。
牡蠣フライ
大きい粒が少ないので、一人あたり4個の牡蠣フライですが、小さめのものを2個一緒にしてフライにしたものも混じっています。
牡蠣ご飯
牡蠣ご飯の牡蠣に牡蠣味噌をつけると何ともいえぬ美味です。
牡蠣と坂東さんのほうれん草の塩炒め
和風出汁、塩、胡椒、酒、薄口醤油、みりんを使っています。
ご馳走様でした。
牡蠣のエキスがほうれん草とからんで、旨い。旨い。
「のっきんどんや」で買ったこのほうれん草は力強く、甘みがあり、牡蠣に負けていませんよ。