丸亀市土器町の「中村」で修業された大将が営んでいたお店です。
観音寺市本大町の交差点にありました。
今は駐車場になって、店舗の跡はまったくありません。
右手にはローソンがあります。
お店があった場所から交差点を見ると
営業時の写真です。
こちらの大将は真面目な職人気質で、修行先の「中村」で学んだことを誠実に守っていました。頑固なほど実直な人柄で、決して商売上手ではなかったんですが、うどんは
天下一品。本当に旨かったですね。中村系の細く、儚い麺ですが、しっかりとエッジと弾力もあり、最後まで味を落とすことがなかったですね。中村系で一番のお店だったと
思います。僕の大好きなお店でした。
途中から下のような張り紙が掲示されていました。
以下の写真は下記ブログからのものです。
なかなか過激ですが、上のブログではその理由についても触れられています。
「うどん巡りをしている観光客の中には、たくさんのお店を巡ることが目的となり、一人一人前を頼まず、大人数で一杯のうどんをちょっとずつ分ける人もいるようです。そういうマナーの悪いお客がテーブルを占拠し、地元のお客さんが入れなくなる状態に我慢できず、このような張り紙をすることになった。
食べ歩きをしている観光客との間に、何度かトラブルもあったそうです。」
と記述されています。
まさにその通りのマナーの悪さですね。特にグループ、子供連れはひどいですね。
頑固で職人気質の大将らしいエピソードですね。どうも観光客は「お客様は神様で、店の人は客の希望を聞き、丁寧に接客せよ」と考えている人が多すぎますね。
これは今もって解決していない問題ですね。
マナーの悪い観光客は来ないでほしいですね。僕も何度かそういう人たちを見ました。
気骨のあるこの店も 2018年5月閉店しました。