僕の大好きなレコードで「USオリジナル盤」、「Nautilus Super Disc盤」を所有していますが、「UKオリジナル盤」を聴いてみたくて、昔からUK盤でお世話になっている
中古通販レコード店「Waterloo Records」さんに探してもらっていました。
このたび、無事見つかり、届きました。
見開き部分
Altantic plum/red label のUKオリジナル盤 Polydorレーベルですよ。
ジャケットも盤質も大変良好でした。
現在はコロナ禍の影響で買い付けに行けず、お店の経営も大変そうですが、UKで培われた人脈を通じて状態のいいレコードを見つけて頂きました。本当に誠実なお店で信頼しています。ありがとうございました。
ちなみに同じレコードのUSオリジナル盤も「Waterloo Records」から購入しました。
PinkのCapricorn label です。
2枚組ですが、
US盤には Record 1, Record2 の表示は なく、
Side 1 の裏面が Side 4,、 Side 2の裏面が Side 3 となっています。
UK盤には Record 1, Record2 の表示があり、それぞれに Side 1 と Side 2 があります。
US盤、はオートチェンジャーのプレーヤーを使うことを前提に曲順を決めているようです。
US盤とUK盤のSideの相関は
US Side1 = UK Record 1の Side 1 、US Side4 = UK Record 1の Side 2
US Side2 = UK Record 2の Side 1 、US Side 3 = UK Record 2の Side 2
2枚組ですので、オートチェンジャープレーヤーの人気がなかった日本では、
US盤のSide 1と Side 2が日本盤Record 1の裏表,
US盤のSide 3と Side 4が日本盤Record2の裏表になります。
このレコードはUK盤では珍しく、US盤と同じ裏表の組み合わせになっています。
このオートチェンジャープレーヤーに合わせた2枚組アルバムの曲順設定は
後年アメリカでもなくなりましたね。
さて、USオリジナル盤とUKオリジナル盤の比較ですが、
低音の量感がたっぷりあって、豪快な感じのUS盤、
低音が適度に締まり、バランスの良いカチッとした音のUK盤
という感じで、他のレコードと似通った傾向があります。
僕はUKのレコードの音質が好きで、USのバンドのレコードであっても
UKオリジナル盤で所有しているものも多いです。
70年代前半までのUK盤は素晴らしいです。