このレコードを聴くのは本当に久しぶりでした。
実は遡れば2010年にこのレコードについて書いていた。
ほとんど聞かないし、断捨離の候補になっていたくらいだが、念のため聴いたところ …
記憶や過去記事の感想とは大いに違って、よかった。気に入りました。
Lee Morganのtrumpetがいいです。Benny Golsonは少し苦手ですが。Jimmy Merritt,
Bobby Timmons もいいです。Art Blakey自身のプレイも従来の演奏にどこかプラスアルファを加えたように感じます。Blakeyのバンド統率力の賜物と言えるアルバムだと感じました。これまでの僕の不見識をお詫びします。
ちなみに所有するレコードはレーベル面に「R」マークがあるので、真正オリジナルではなく、1959~1960に販売されたものだと思います。
このレコードを聴いた後にArt Blakey のをいくつか聴いてみました。
Columbia時代の作品 Jackie MaClean(as)とBill Hardman(tp)のコンビの演奏が楽しめる僕のお気に入りアルバム このアルバムタイトルには「Art Blakey」の名前は入っていませんね。(Columbia オリジナルと思います)
Vikの時代の作品
Johnny Griffin(ts)とBill Hardman(tp)の組み合わせ。ポピュラー路線で聴きやすい。
おそらくVikオリジナル盤ではないかと。
Bethlehemにもアルバムがあったんです。
こちらもJohnny Griffin(ts)とBill Hardman(tp)の組み合わせ。Bethlehemオリジナル盤。
BlakeyはHardmanがお気に入りのようですね。僕もBill Hardmanが好きなんで、このころのBlakeyのレコードは貴重です。
上の2枚のアルバムタイトルには「Art Blakey's」という表示があります。
Birdland のライブ以降、Horace Silverとの双頭コンビを経てBLUE NOTE RECORDSに落ち着くまでのグループの名称というか、アルバムのタイトル表示とかは微妙に違うのが面白いですね。