うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

なかむら

「なかむら」といっても飯山の人気うどん店ではありません。
山陽電車西舞子駅のすぐ南にある「なかむら」さんです。
普通の住宅の一角にお店を構えておられます。


店の前の道が狭くて、車は進入できません。駐車場は少し離れてあります。
不勉強でこのお店の存在を知りませんでしたが、もう13年になるそうです。
お昼はランチコースがありますが、おまかせで握ってもらいました。


いただいたのは
付き出しの鯛の南蛮漬け

甘さ抑え目で、上品なお味です
剣先イカ

細かく細工がされており、ねっとり、甘い味わい
キハダマグロ

カンパチ

キスの昆布〆

キスの淡白な味を生かした上手な〆加減
天然鯛

もう少し身に力がほしいですが、この時期の鯛としては及第点です
甘ガレイ

鯛と同様身にもう少し力がほしいですね。
〆た平アジ

塩加減がいいです。生姜醤油もよくあって旨いです。
タコ

淡路のウニ

由良産と思います。小ぶりですが、このウニはいけます。
穴子

甘ダレではなく、ワサビで頂きます。穴子の香りが立ちます。

こちらのお店は西明石藤江から魚を仕入れられているようです。
基本的には明石周辺の魚が多いですね。夜に訪問していないので、
仕入れられている魚の質の真価はわかりませんが、明石の平均的なお店と比べると、
キスの昆布〆のように一工夫されたものが多いようです。
シャリは明石とは違って固めで、甘くありません。握りの形も江戸前のような感じです。
大将は菊水の系列の出身ではないようです。ご自分で気に入られた
シャリを工夫されているようです。握りは固めのシャリながら、空気を含んだ
フワッとした感じです。わさびも丁寧におろされています。
店内はカウンター5席と小上がりのみで、こじんまりしています。
カウンターからは明石海峡大橋の眺望も楽しめ、いいロケーションです。
お会計は4600円くらいでした。 
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