うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

LOVE YOU LIVE THE ROLLING STONES

76年のヨーロッパとトロントのエル・モカンボ・クラブでのライブ。確か、このアルバムが発売される前にNHKの「ヤングミュージックショー」?? とかいった番組で、ほぼ同じツアーのライブを放映していました。当時はもちろんビデオはなく、テレビの音声のみを小さなカセットデッキに録音(もちろんモノラルで)し、繰り返し映像を思い浮かべながら聴いていたのを懐かしく思い出します。あの当時は確かに便利な時代ではなかったですが、常に入魂の精神で音楽をむさぼるように聴いていましたね。利便性は常に人間の精神を蝕みます。

さてこのアルバムですが、比較的最近にUKオリジナルで入手したものです。発売当時、ストーンズファンの友人が購入して、よく彼の家で聴かせてもらったのですが、テレビ放送で演奏された"STREET FIGHTING MAN"が収録されていないのが不満で、購入しませんでした。ロン・ウッド(ちなみに当時ロン・ウッドとロッド・スチュアートの区別がつきにくかったです。似てませんか?)が加入して間もないライブで、個人的にはミック・テイラー在籍時代のライブの方が好きですが、テレビで見た"HAPPY"を歌い、演奏するキースのカッコよさにしびれました。
ストーンズが本当にカッコよかったのはこの時代くらいまででしょうか?