高松市上福岡町の「野口」に行ってきました。
な
下町の「うどん屋さん」といった風情のお店です。
家族経営されていた、ほんわかしたアットホームな雰囲気が落ち着きます。
こちらは最近、日曜に加えて月曜も定休日になりました。
理由は80歳を超えられている店主の高齢のためのようです。
できるだけ休んで、細く、長く営業を続けていただきたいものです。
昔ながらのうどん店が激減しています。このままでは香川県の「うどん文化」を維持することができなくなります。
さて、この日は「釜揚げ大」と「カレーうどん」をお願いしました。
「釜揚げ」なのに、表面が滑らかです。もちろん「釜揚げ」らしいもっちりした弾力もあります。つけ出汁も大変美味しく、丁寧な仕事ぶりがよくわかります。
「カレー」はかけ出汁に牛肉、玉葱、カレーなどを入れたものです。どちらかと言えば「関西風」でしょうか。家内は旨いと言っておりました。
実はこちらで「釜揚げ」を頼んだのは初めてで、その旨さに驚きました。
お店の長いキャリアを感じる美味しいうどんと下町の風情を楽しめる名店です。