鱧が程よく脂が乗ってきて、旨味を増してきましたね。
鱧は秋が一番美味しい時期だと思います。
世間では夏、それも7月位という風評がありますが、
盆以降~11月くらいが断然旨いですね。
昨日、「河西鮮魚店」で鱧を買いました。
お店で開いてもらい持ち帰りました。
写真の上に写っている身を背びれ部分を取り除き、半分にします。つまり3枚おろしの状態にします。アラをキレイに掃除して、塩をふって、直火で炙ります。
炙ったものを昆布出汁に入れて、鱧ちり用の出汁にします。
鱧の出汁は最高に旨いですよ。
鱧ちりをする前に鱧出汁を使って少しだけ「落とし」を作りました。
いやいや旨い。旨味と程よい脂の乗りがたまりませんね。
鱧ちり
具材はシンプルです。骨切りした鱧、玉葱、三つ葉、豆腐、葛切り、エリンギです。
本来は松茸にすべきなんですが、手頃でいいものが見つかりませんでした。
大切なことは鱧を出汁の中で煮過ぎないことです。少し火が通っていない部分が残る方が旨いです。
鍋をしてさらに旨味を増した鱧出汁に素麺を投入しました。
鍋から取り出して、ポン酢、醤油で味付けします。
これは抜群ですね。鯛ちりの後に素麺を入れるより僕は好きです。
今日は大好物の鱧フライにしました。
誰がなんと言おうと鱧のフライは抜群の旨さです。
骨切りした鱧をフライにするだけです。是非一度試して頂きたい食べ方です。
天ぷらより旨いですよ。もしかしたら鱧の一番旨い食べ方かもしれません。
ちなみに僕はウスターソースで食べます。
昨日「河西鮮魚店」で買った大分県産の太刀魚を塩焼にしました。
しっかりした身で、いい感じの脂が乗って、美味でした。
ピーマン、生椎茸、天ぷらの炒め物
甲子豆の胡麻和え
ご馳走様でした。