誰もが持っているSinatra と Basie のライブ盤。僕も大好きで、しょっちゅう聴いています。
シナトラはジャズか否か？よく言われることですが、ハッキリ言いましょう。「ジャズです。いやジャズを超えているのでは？」このアルバムとCDを聴けばよくわかります。Basie Band の演奏が Sinatra と一緒の時の方が、スウィングしています。生き生きしています。Sonny Payne の Drums も変に出しゃばらず、バンド全体に上手く調和して、それでいて存在感があります。シナトラ抜きの "LIVE AT SANDS" では、もちろん演奏自体素晴らしいのですが、Sinatraと一緒の時と比較すると、何か演奏に一体感が欠けるように感じます。シナトラの存在が Basie Band をより生き生きさせているように感じます。言うまでもなく、シナトラの歌が Milesをはじめ、Jazz Musicians に与えた影響は大きなものがあると思いますが、これらのアルバムを聴くと、それがよくわかります。さて写真の４枚ですが、僕は左のCDを一番よく聴きます。僕が持っているこのLPはなぜか stereo も mono も音質がイマイチです。もっといいのがあるんでしょうね。
