うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

味どころ 撰 その91

高松市木太町の「味どころ 撰」に行ってきました。

いつものように「おまかせ」で

付き出し(1人前の写真です)

付き出しから絶妙の味加減。すべの食材の良さが生きています。

白いとうもろこしのすり流し(1人前の写真です)

オリーブオイルが加えられています。甘みだけでなく、素材の力を感じます。

しずの寿司(1人前の写真です)

しずの〆加減が絶妙。そして美しい!

オコゼの活け造り(2人前の写真です)

大ぶりのオコゼです。身に甘みがあります。肝もプリプリして旨い。

コノシロの焼物(1人前の写真です)

驚きの旨さ!この時期の脂の乗ったコノシロを3枚におろし、骨切りをしてから炭火で

焼いたものです。薬味を乗せて出汁をはっています。

コノシロの脂はクセがなく、焼いても全くいやなにおいが出ません。身の質も上品で、

極上の焼物でした。この調理法は思いつきませんでしたね。

ゲタ(舌平目)の煮付(1人前の写真です)

肉厚のゲタです。身離れよく、いい感じの脂が乗っています。味付けも絶妙。

ハリイカの新イカ(新子)の丸揚げ(1人前の写真です)

先日、我が家でも作ったのですが、やはりプロの技には脱帽です。内臓がしっかり残り、ポン酢につけて頂きました。肝が蟹味噌のような風味があります。イカの内臓がソースの役割も果たしています。

鱧鍋(2人前の写真です)

やはり鱧は秋にかぎります。

程よく脂ものり、最高です。自家製豆腐、松茸との相性もいいです。

オコゼの味噌汁(1人前の写真です)

オコゼのアラをたっぷり使った味噌汁です。オコゼはいい出汁がでますよ。

稲庭うどん(2人前の写真です)

鱧鍋の出汁を有効に使った〆。鱧の出汁は本当に旨いんですよ。

果物

今回も堪能しました。そして満腹です。

いつもながら大将の料理には和食の基本に忠実でありながら、美味しいものを追求するための柔軟な姿勢が感じられます。

価格もリーズナブルで、安心してお薦めできる名店です。ランチも人気ですが、やはりディナー利用は格別です。前日までに予約をして利用されるのがいいと思います。