うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

マスカットオブアレキサンドリア・ニュー ピオーネ

久しぶりに「アレキ」を買いました。

シャインマスカットが人気ですが、僕には甘過ぎます。

「アレキ」(マスカットオブアレキサンドリアの略称)はマスカットらしい甘みと酸味、そして香りを持っていて好きです。種があるのが面倒ですが(;^_^A

「瀬戸ジャイアンツ」が好きなんですが、最近はいいものがあまり売っていません。

何とか今月中に見つけたいですね。

ニュー ピオーネ

最近は黒々としたピオーネが少なくなっています。原因は猛暑のためだそうです。

黒々としていなくても甘さは変わらないようですが、こんかところにも温暖化の影響が出ています。

 

話は変わりますが、ぶどう、梨などの多くの果物がここ数年、以前にもまして高値になっていますね。

理由としては高齢化による栽培農家の減少、異常気象による収穫量の不安定などが考えられますが、実はここにも先日の「マナガツオ」と同じ要因があります。

八百屋さんの話では、高級果物を中心に中国に送られているようです。中国の富裕層が高値で買うんでしょうね。その結果、国内向けの果物も高値安定になるようです。

このような状況を作ってしまった一番の原因は日本の消費者にあると思います。

50年前と比べると、家計における食費の割合が減少している気がします。

その分、スマートフォン、PC、車などに多額のお金を使い、食品に昔ほど費用をかけなくなっているのではないでしょうか。

「安ければいい」という風潮が国内の生産者が食品価格を抑えて販売しなくてはいけない状況をつくり、苦労が報われず、後継者もいないという結果になりました。

そんな中、生産者の努力に見合った価格で買う国があれば、生産者としてはそちらに売りたくなるのは当然です。

ただこのままいくと、日本国内で作られた(獲られた)素晴らしい食材が日本で食べられなくなるのではないかと危惧しています。

食糧自給の観点からも、日本の消費者が、お金の使い方を再考し、積極的に国産食材を選択する必要があると思いました。