うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

このしろ・天然鯛

明石・神戸地区でその旨さがまったく認知されていない魚が「このしろ」です。
高級江戸前鮨の「コハダ」と聞けば、有難がって食べる人が多いんですが。
まあ、単なるブランド信仰でしょうか
「コハダ」が成長したのが「このしろ」です。
明石ではほとんと目にすることはありませんが、
明石魚の棚「克丸」http://www.uonotana.or.jp/shop-108.htm
で見つけました。3尾500円!思わず買いました。
こちらの店主はなかなかこだわりが強いようですね。
感心しました。

きれいなこのしろです。
3枚におろします。腹の際は結構固いのでカットしています。
塩をして2時間〜3時間置きます。

3時間酢に浸し、出来上がり。丸一日浸しておくのもいいです。
魚の鮮度と、味の好みですが。
小骨が多いので、小さ目に切ります。

いい脂が乗っています。甘みがあって、美味しいです。
このしろはクセがあって嫌だという人の気持ちが理解できませんね。
同じ魚の棚「滝野」http://www.uonotana.or.jp/shop-074.htm
で天然鯛を買いました。2尾で1000円でした。

3枚におろし、いつもながらの料理を楽しみました。
包丁を入れている時に「いい身」であることがわかります。
刺身

小さい個体ですが、旨味にあふれています。
カマ、頭、中骨塩焼


焼物の残りを煮出した潮汁

飴色した見るからに旨そうな出汁です。
鯛飯

すべて満足のいく味でした。堪能しました。
まだ、身は残っています。明日、フライにします。