うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

丸山製麺

朝うどんの代表といえば、高松市宮脇町、亀阜小学校西にある「丸山製麺」。早朝から営業されています。そんなに混雑するわけではないですが、お客が途切れることがありません。自然体で、何の気負いもない雰囲気が漂います。淡々と、それでいてゆったりした時間が流れていきます。

小規模製麺所併設セルフうどん店の典型的な形がここにあります。

朝の8時〜8時15分は女将さんの楽しみ「朝の連続テレビドラマ(現在はカーネーション)」の時間です。うどんを食べながら楽しんでおられます。お客は決して邪魔をしてはいけません(笑)。

麺はモッチリして、滑らかさとざらつき、腰と柔らかさのバランスがちょうどいいです。まさにベテランの味といったところでしょうか。
出汁はこれはもう、さぬきうどん界の5本の指に入るのではと言いたいくらい僕の好みです。
女将さんが味付けする揚げも絶品です。


こんなハイグレードのうどんを提供していながら、何の気取りもなく、薀蓄をたれるわけでもない。ホッとできる近所の食堂的ムードは本当に貴重です。文化財に指定したいですね。