宇多津町の長楽に行ってきました。
ホントに久しぶりにお邪魔しました。
軒先に屋根を付けただけのお店です。客の要望で製麺所に飲食スペースを急ごしらえしたタイプですね。
揚げ物をつくるスペース
製麺所スペース
「冷かけ」を頼みました。
久しぶりですが、こちらの麺には記憶があります。
細めで表面が少しざらついて、角がシュっとして、小麦がぎっしりつまったタイプです。昔の製麺所に多いタイプです、
麺を茹でる頻度が多くないので、「出来立ち」に当たることはめったにないです。
それゆえ腰のないうどんという理由で県外客の評価が低くなります。
常連である近所のおっちゃん、おばちゃんはそんなことを気にもかけず、うどんを食べて、大将、女将と話して帰っていきます。ご近所の縁側に上がる感覚でしょうか。
「出来立ち」に当たることはないとわかっていても、こちらのうどんには魅力があります。麺はもりろん、昔風の出汁も、洗練とは違う丁寧で手間のかかる仕事をされているのがよくわかります。
僕は一度だけ「出来立ち」に当たりましたが、実に素晴らしい麺でしたよ。
大将、女将さんもご高齢なので、いつまで食べられるかわかりませんが、無理せずに営業を続けて頂きたいですね。