うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

よしや

閉店して2年以上経っても話題にのぼる琴平町の名店「宮武」。その「宮武」の影響を受けた、あるいは「宮武」の系譜をくむ店は数あれど、なかなか元祖「宮武」のテイストをまねることも超えることもできません。そんな中で、僕が「宮武」の後継者として期待しているのが丸亀市の「よしや」です。


若き店主が試行錯誤を重ねながら熱心にうどん作りに励んでいる姿勢が伝わってきます。近くにはあの超人気店「なかむら」があります。「なかむら」の行列を見て諦めた客がこの「よしや」に訪れることも多いようです。しかしうどんの品質は決して「なかむら」に劣るものではありません。「宮武」の強い影響を受けながら、若き大将の個性を出した秀逸の麺、出汁です。いつもカウンターに座って大将とブツブツ話をさせてもらっていますが、大将の飾らない、きさくな人柄も魅力です。