うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

AV(Audio Visual)システムについて

僕は「ホームシアター」という言葉がポピュラーでない頃から実は大画面を導入していました。1990年代初頭にパイオニアリアプロジェクションテレビ「SEED」の40型を買いました。ソースはレーザーディスクBS放送をS-VHSビデオにダビングしたものでした。当時、映像に関しては「アナログ」の時代でした。

音声はCDと同等の「デジタル」でした。

ヤマハDSPシステムを導入し、7chのスピーカーをドライブして楽しんでいました。

スクリーンに投射する液晶プロジェクターを初めて導入したのは1994年のことでした。震災の前年ですね。

ソニーの「LPH-520J」でした。70万円近くしました!

当時は若くて、イケイケでしたね(;^_^A

このLPH-520J ですが、トラブルが多くて、ソニーの対応も悪く、遅く、販売店が気を遣って、1年も経たないうちに、LPH520Jを返品して、ソニーに後継機のLPH-520J2の新品と交換してくれました。

後継機はトラブルは少なかったですが、嫌気がさして、シャープの液晶プロジェクターXZ4000を導入。これはなかなか楽しめました。トラブルもなかったですね。

その後、技術がどんどん進歩し、液晶プロジェクターの価格も下がりました。

サンヨーのLP-Z3を買った時は20万円台で、2006年くらいに最後に買った液晶プロジェクタープロジェクター サンヨー LP-Z5 は実売10万円台だったと記憶している。画質はもう1990年代とは段違いであった。

しかし、DVDがレーザーディスクに取って変わり、「映画・映像」が「オーディオ系」から「コンピューター系」に移行し、販売される機器もプラスティックの薄っぺらなものになり、おもちゃのような機器をホームシアターとして販売している有様で、急激にAV(Audio Visualの略称)に対して冷めていった。

その後、ヤマハのDSPシステムや7chのスピーカーはかなり前に処分し、通常のステレオシステムで映画を見ていました。

そして3年前の退職、引っ越しと機にサンヨーの液晶プロジェクターをスクリーンを処分しました。

(つづく)