高松市円座町の「宮武」に行ってきました。
「ひやあつ」を頼みました。
ねじれと太さにばらつきがある手切りらしい麺です。出汁も宮武伝統の昆布をベースにした、スッキリしてコクがある出汁です。
琴平町の「宮は武」の味の記憶がどんどんなくなってきていますが、琴平の「宮武」は
麺がもう少ししなやかであった感じがします。
作り手の年齢、キャリアによる違いは当然でてくると思います。
引退された宮武一郎大将は今も琴平から月に1度は来店されて、うどんを食べておられるようです。もう80歳を超えておられるのではないかと思いますが、お元気そうで何よりです。宮武の屋号を譲ったお店のことがやはり気になられているんでしょうね。
客にしても昔の琴平の味をできるだけ忠実に再現してほしいと思う人と、昔の琴平の味を基本に時代の変化に合わせた現大将の味を加えていってほしいと思う人の両方があると思います。
昔の琴平の味を覚えている人がかなり少数になっていますが、
今後もいろんな意味で「宮武うどん」らしさを出して、進化してもらいたいと思います。