高松市円座町の「宮武」に行ってきました。
1年ぶりの訪問です。
店内には琴平町の「宮武」で使われていた道具などが展示されています。
琴平の宮武はすでに「文化遺産」ですね。
琴平の「宮武」が閉店してはや13年。
宮武一郎師匠の指導を受け、屋号を引き継いだ円座の「宮武」が開店して
12年。開店してしばらくは麺が落ち着きませんでしたが、宮武一郎師匠が定期的に訪問してチェックされていたこともあり、麺も落ち着いていました。
というか、こちらも琴平の麺を忘れつつあるのも大きな要因かもしれません。
「ひやひや」大を頼みました。
手切りならではの不揃いで、ねじれのある麺ですね。表面にザラつきもあり、出汁をよく連れてきます。出汁もほんの少し塩気が強いですが、いい感じですね。
「宮武」は琴平の「宮武」があったから、開店当初からお客さんがついていたんですが、琴平の「宮武」の味を守りながらも、偉大な「琴平」の店のプレッシャーのもと営業してきたわけです。
そろそろ落ち着いたと判断してあげるべきかと思います。
気になるのは弟子の希望が多いのかどうかわかりませんが、現店主の存在感があかまないのが気になります。
また円座のお店で修業して独立した弟子のお店があまり振るわないのも気になります。