香川県の「まんぼう」が終了し、日々のコロナ感染者数も少なくなりました。
しかしながら、多くの飲食店は客足が戻らず、苦労しています。
昨夜、高松市木太町の「味どころ 撰」に行ってきました。
いつものように大将におまかせです。
付き出し(1人前の写真です)
土瓶蒸し(1人前の写真です)
あろうことか中身の写真を撮るのを忘れていました。
もちろん、松茸、鱧、三つ葉です。
鱧はその場で骨切されています。基本となる出汁が本当に美味しいのですが、
それに松茸の香りと鱧の旨味が加わり、盤石の旨さです。
しずの握り(1人前の写真です)
しずの〆加減が抜群です、加えて、この美しさ。ちょっと家庭ではできないですね。
造り(1人前の写真です)
いい脂が乗った鰆が美味です。ハリイカも当然のように甘みが強く、アコウは
噛みしめるたびに旨みを楽しめます。
カツオタタキ(2人前の写真です)
しっかりした身です、いいカツオを選んでおられますね。付け合わせの玉葱も甘くて、
実に旨い。
ハリイカと蟹と地野菜の炒め物(2人前の写真です)
シンプルでありながら、蟹の旨味、イカの甘みが加わり、奥行きのある味わいが楽しめます。東かがわ市の獲れたて野菜がまた抜群に旨いですよ。
ハリイカの小イカ(新イカ)を丸ごと1パイ、肝も一緒に揚げています。
油が跳ねて、危ない調理ですが、内臓のトロリとした濃厚な旨さが加わり、
何とも言えない旨さを楽しめる天ぷらです。
鰻白焼き(2人前の写真です)
炭火を使って焼き上げたものです。山葵とポン酢で食べると、鰻特有のクセがなく、
鰻が苦手の家内も食べられます。
アコウの煮付(1人前の写真です)
素材の持ち味を生かすために絶妙の薄味で仕上げられています。
大ぶりのアコウのカマです。プロらしい仕事ぶりです。
温かい素麺(2人前の写真です)
鱧出汁を使った素麺です。長野県産の舞茸、松茸が入っています。長野県産の舞茸の香りが実に素晴らしく、鱧出汁の旨さと相まって、実に魅力的な素麺でした。
果物(1人前の写真です)
まだまだお客さんも少なくて、食材の仕入れも大変かと思いますが、前日までに予約しておけば、このように素晴らしい料理を提供してもらえます。
それでいて、お値打ちの良心価格です。いつもながら大将の料理に対する姿勢には頭が下がります。ご馳走さまでした。
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