年始はさすがに香川県内のうどん店も休みのところがほとんどです。
この年末から年始にかけては29日と5日が日曜ということもあり、
例年より休業日が増えている気がします。
あるいは人手不足の影響もあるんでしょうか。
新年の元旦、2日には普段行かないチェーン店に行きました。
こがね桜町店
チェーン展開してる「こがね製麺所」との違いがわかりませんが。
ここには以前は同じくチェーンうどん店の「まるいち」がありましたね。
「まるいち」ができたことが「桜家」が閉店した原因の一つだと聞いたことがあります。
「カレーうどん」が食べたかったんですが、お正月期間中はやっていないとのこと。
「釜玉」を頼みました。
思いの外、麺の量が多いですね。麺自体は結構いけます。
ただ卵に対して、麺の量が多すぎて、「卵感」が弱くなってしまっています。
「かけ」を食べてみたいなと思いました。
「カレー」がなかったので、「カレー味の鶏天」を取りました。
確かにカレーの風味はしましたよ。
2日の日はあの全国チェーン「はなまるうどん」の木太店に行きました。
こちらは何と「はなまる」の第1号店だったんです。
カレーうどんを頼みました。
ついでに塩豚丼も
普段は積極的には利用しませんが、僕はこちらの麺が嫌いではないです。
姫路別所の「はなまる」も時々利用しましたが、出汁、麺ともに 「〇〇製麺」よりは
僕の好みですね。
「〇〇製麺」に関しては、工場生産の「はなまる」を意識してか、「粉から店内製麺」をCMでもアピールしていますね。「店内製麺」さえすれば旨いうどんができるというほど単純なものではないとは思いますが。
香川県内にも実は「〇〇製麺」はあります。駐車場も広く、そこそこ客は入っています。ただし高松市内中心部の栗林あたりに鳴り物入りで開店した支店はすぐに閉店してしまいましたが。
蛇足ですが、「〇〇製麺」は香川県発祥のお店ではないです。たしか神戸(本社は東京)に本拠がある複数の外食チェーンを展開している会社が始めたうどんチェーンです。
実はだいぶ前ですが、香川県の店舗のみ、「亀坂製麺」という名前で「〇〇製麺」は出店していました。実は以前から香川県内には「〇〇製麺所」という会社があったんですね。理由はわかりませんが、知らぬ間に香川県内でも「〇〇製麺」を名乗るようになりましたが。
一方、丸亀の「夢う」で修業した職人がアメリカで「〇〇」という地名をつけた店を出したら「〇〇製麺」と紛らわしいから名前を変えるように」という文書が届いたという話も聞きました。さすがアメリカですね!
現在「〇〇製麺」がビジネスとして大成功し、多くの人の支持を得ているということは
事実であり、かく言う僕も時々利用しています。
しかしながら、最近は昔ながらの職人のいる個人店舗がどんどん姿を消し、香川県内でもチェーン店がどんどん増えてきています。「はなまる」、「こがね」、「さぬき麺市場」、「こだわり麺や」等々。
うどん店のみならず、多くの人にとっては利用しやすい大規模チェーン店の方がいいのかもしれませんが、僕にはちょっと馴染めません。
世の中の少数派になってしまって、取り残されていく気がしています。