うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

みなと食堂

明石市ジェノバラインの乗り場のすぐ北にあります。
さらに北には「みどり食堂」もあります。お店の名前が実にいい響きですね。

昔は随分賑わっていたと思える地域です。明石海峡大橋の完成後、
明石の街はさみしくなりましたね。生活に根ざした活力がなくなりました。
観光客は玉子焼きを食べるだけですしね。
余談でした。こちらも「みどり食堂」同様、それ以上に昔のままです。
昭和の食堂です。店内の机の配置が落ち着きます。


カウンター?のようなところに座りました。

穴子丼」がこちらの名物のようですが、大好きな「出汁巻き定食」を
頼みました。
先客の若いカップルがこの手の食堂が珍しいのか、
丁寧に作られた昔ながらの料理に新鮮な感動を覚えたようで、
店を出る時にお店の人に繰り返し「また来ます!」と言っていました。
いい光景ですね。


さて出汁巻きはとろフワッとした柔らかいタイプです。
さほど味はついていませんが、上品な出汁の香りがして、美味しいです。
この日の小鉢はハマチのカマの味噌漬けでした。
冷奴もなんの変哲もないのに、妙に旨かったですね。
味噌汁はまろやかな仕上がり。
すべての料理が家庭的な味でほっとさせられます。
おでんも美味しそうでしたね。食堂ですから。メニューも豊富です。
オッサンが安心して一人で利用できますし、若いカップルにこそ、お薦めしたいですね。