うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

「味どころ 撰」 その36

年末の食べ納めはやはり「撰」ですね。予約の上29日にお邪魔しました。

付き出し (1人前の写真です)

天然トラフグのてっさ (1人前の写真です)

見事な包丁さばき。天然ものらしい清々しい旨味にあふれています。
クエ鍋 (2人前の写真です)


こちらも天然もの。程よい脂の乗りと歯応えが楽しめます。ポン酢も旨いですよ。
キスの塩焼  (1人前の写真です)  

これだけの大きさの見事なキスは珍しいですね。キスと言えば、淡白な旨さが普通ですが、
これだけの型になると、適度に脂が乗って、味わいが濃くなります。感心しました。
鯛のカルパッチョ  (1人前の写真です)

セロリ、人参、かぶのピクルスと共に、昆布〆した鯛をカルパッチョ仕立で頂きます。オリーブオイルを使い、和のテイストを感じさせるイタリアンとして完成させています。
本当に研究熱心で独創性溢れる調理法で楽しませてくれます。カルパッチョには単なる刺身より、昆布〆の方がよりマッチするというのが大将の意見ですが、その通りかと思います。
穴子のフライ  (1人前の写真です)


これまたしてやられました。穴子と言えば、天ぷらが定番ですが、フライにした時の旨さは格別でした。特製タルタルソースとの相性もよく、穴子を美味しい調理法を教えてもらいました。
雑炊 (2人前の写真です)


大根の皮の浅漬けも出してもらいました。甘くておいしいですよ。

果物(1人前の写真です) 

愛媛の「紅まどんな」は旨いですね。

いつもながら、伝統的な和食の仕事と和食の枠にとらわれない独創的な料理を両方楽しめました。
年末は30日まで営業されていたようです。今後も体調に気をつけて、美味しい料理を出し続けてほしいと思います。