うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

サルビアの花

1972年のヒット曲「サルビアの花」。その切ないメロディと、へたをするとストーカー的にも聞こえる歌詞が強烈で、ついつい引き込まれる魅力があります。シングル盤を見つけ、懐かしくなって購入しました。




思わず聴きこんでしまう魅力があります。ハーモニーも素晴らしい。この歌の背景を調べてみました。
作詞は相沢靖子、作曲は元ジャックスの早川義夫
ジャックス解散後、早川のソロアルバムにこの曲が収録される。
しかし、この名曲を世に広めたのは3人の女子高生であった。1971年秋、青山学院高等部の女子の学生バンド「もとまろ」(海野圭子、山田真珠美、織間千佳子)はTBS「ヤング720」の番組内のフォークグループ勝ちぬき歌合戦に参加する。4週勝ちぬいたもとまろは、5週目で歌う曲がなくなった。そしてメンバーの一人がこの「サルビアの花」を選ぶ。そのテープがニッポン放送の深夜番組で流れると、大きな反響を呼んだ。そして72年にもとまろのシングル盤として発売され、大ヒットとなる。
もともと芸能界入りに興味がなかった「もとまろ」のメンバーはマスコミに露出しないまま大学や短大に進学し、「もとまろ」は解散した。
この歌は72年当時、競作になって岩渕りりさんも唄っていました。少し歌謡曲っぽくなります。

作曲者早川義男さんも唄っています。

僕にとっては慣れ親しんだ「もとまろ」による「サルビアの花」が一番胸を打ちますが。
お薦めの名曲です。