うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

「味どころ 撰」 おまかせ その6

前回は不本意にも体調を崩し、十分に堪能できませんでしたが、今回はリゲイン飲んで、体調を整え、訪れました。高松市木太町の「味どころ 撰」。いつものように料理を紹介します。

付き出しに続いて、

高級白身の代表格、オコゼの活け作り、脂の乗ったヨコワの腹身と鯛の造り。オコゼは歯ごたえと何とも言えない旨みが魅力。(2人前の写真です)

香川では「ゲタ」(一般的には舌平目)の蒸し物。かなりいい型のゲタで、身離れ、歯ごたえ、旨みの3拍子がそろっています。ゲタの本当の旨さを教えられました。出し汁も上品で極めて美味。(1人前の写真です)

渡り蟹の煮物。具足煮とでもいいましょうか、甘みのある味噌味です。蟹の味噌が煮汁に溶け出して、たまりません。渡り蟹も身が多く、甘みがあり、夢中になって食べ尽くしました。まさに瀬戸内を代表する味と言えます。(2人前の写真です)

活け車海老の塩焼き。これだけの型のクルマ海老はなかなか食べられません。甘みの強いプリプリした食感で、食べ応え十分です。(1人前の写真です)

僕の大好きな海老芋の揚げ出し。好物なもんで、写真を撮るのを忘れて、一口箸をつけていまいました。だいぶ崩れてしましました。大将すんません。不細工な写真載せました。甘くて、しっとりした海老芋があっさりした出汁と抜群の相性です。 (1人前の写真です)

オコゼのアラの味噌汁。魚のアラの味噌汁の王様といったら大げさでしょうか。皮のゼラチンが旨い。まったりした味に仕上がっています。(1人前の写真です)

海苔茶漬け。海苔と三つ葉、それに油揚げを炙って、小さく切ったのが入っています。後はワサビと出汁。シンプルなのに、出汁の実力でしょうか、本当に旨いお茶漬けです。(1人前の写真です)

今回は体調も良く、十分に堪能できました。当日は、他にお客さんも多く忙しかったと思いますが、大将ははいつも仕事の段取りが良く、テキパキと仕事をこなされています。この仕事の速さ、的確さが味の良さにつながっていると思います。

「味どころ 撰」の情報は http://bisyu.com/sen/