いつも同じようなボヤキをしています。
「またか!」と思われる方は飛ばして下さい。
日本テレビ系列のニュースを見ていて、またもや不愉快な気分に。
いつもながら都市部の消費者の発想のみの報道である。
玉葱の価格が上がっているとのこと。例年の1.8倍とか。
その替わりとして中国産玉葱を買う人が少なからずいるとのこと。
玉葱まで外国から輸入しているのかと思うと愕然とする。
なぜここまで食材に安さを求めるのか!
一番困っているのは生産者だ。
国産食材の価格は本当に上がっていない気がする。40年~45年前と現在の価格の感覚でいくと、僕の記憶では(あくまで個人の感覚で、正確さにかけるかもしれません)
生鮮食材の価格は1.5倍~2倍程度かと思う。
今、話題のガソリン価格は1.5倍以下
自動車の価格は 2.5倍~3倍 程度だったと思う。
現在、生鮮食品が高いのではなく、スマホに毎月多額のお金を使い、小家族化しているのに大きな高額なクルマにのり、塾や習い事に高い金を使ったりと、当時とはお金の使う優先順位が変化してしまい、食材の優先順位がかなり下がっているのが原因ではないかと思う。
食は人間の心身を作る基本である。そのために食料自給率を下げないように、国産食材を守らなければならない。価格だけ、利便性だけ食材を選んではいけない。
このままでは第1次産業の後継者がいなくなり、輸入食材への依存度が大きくなる一方だ。輸入食材に依存することの危険性は昨今の紛争から明らかである。
友好国と思える国(例えばアメリカ)も食材に関しては信用できない。
僕は極力国産食材を買うようにしています。そして生産者への感謝を忘れないようにしています。
小学生の頃。「お百姓さんに感謝して、いただきます!」と言っていたことを思い出す。米粒を一つでも残していたら怒られたものだ。
今こそ、食を支えてくれている国内の生産者に感謝して、多少値が張っても、国産食材を選び、生産者が増えるような素地を作りたいものです。