うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

マスコミは誰の味方か!

毎日のように「値上げ」のニュースが流れる。

そのニュースの視点は常に消費者側の視点である。

例えば長年低価格で安定していた卵の値上げのニュースも

消費者が困っているという視点のみである。

そればかりか、安く食品を販売したり、値上げをしない店を

賞賛するような報道の仕方も気になる。

実は一番困っているのは生産者である。

 

だから後継者がいなくなる。

日本の食糧自給率は下がる一方である。

いつからこんなに安さが美徳になったんだろうか。

ウクライナ危機でも明白になったように、食糧は極力国内で自給自足すべきである。

戦後、アメリカは日本に米食をやめさせるために様々な手段を講じてきた。

最近ではどこから指示が出ているのか知らないが、糖質制限、炭水化物の制限など、米が体に悪いといったムードを作り上げる傾向がある。

農水省は常にアメリカの機嫌をうかがっているように感じる。

米のどこが悪いのか!アレルギーも極めて少ない食品だ。

江戸時代の飛脚は握り飯と味噌だけで、あれだけ走れたんですよ。

改めて米食の良さを見直すべきである。

国産の食品が決して高価なわけではないんです。国民が食材にかけるお金が相対的に減ってきているんです。その代わりにスマホ、クルマ、塾代等に結構な出費をしています。

そして、国民の収入を上げてこなかった政策も悪いんです。小泉・竹中路線以降、非正規雇用が広がり、非正規のみならず、正社員の給与も下がってきた。ますます食材にお金を使わなくなってきた。

僕は日本の食糧事情については大いに危惧しています。

マスコミの報道の仕方は日本の国の食を崩壊させるものだと感じています。

誰のためにマスコミは報道しているんでしょうか?

テレビ番組にも大手の食品や、コンビニ、ファミレスの料理を取り上げて、芸能人等が美味しいとか持ち上げるCM以下の番組がある。

魚と言えば、特定の魚(天然鮪、シラス、イカナゴなど)だけを取り上げ、資源の枯渇に拍車をかける。

まとまりのない文になってしまいました。

言い出せばキリがないんですが、国民一人一人が日本の食についてもっと考えなければならないと思います。