うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

過度なお祭り騒ぎ

ハロウィーンという行事が近づいたとニュースで報道している。

いつからこのような外国の行事が日本に導入されたか知らないが、

若者を中心とした大騒ぎ、迷惑行為、時には犯罪が報道される。

このところ大人も含めて、まるで騒ぐ機会を探しているように思える。

サッカー、ラグビーのワールドカップでのお祭り騒ぎ、花火大会、成人式、卒業式、

クリスマス、様々なお祭りなど。

時には秩序を失った集団による問題行動、迷惑行為が、それを煽るかのように報道される。

警察も本当に大変だと思います。

僕は昔から多くの人が熱中することに対して、冷めた気分になる天邪鬼なので、

このようなイベントには昔から興味がないですが、参加する人は節度と理性をもって、他の人や地域に迷惑をかけないように願いたいものである。

 

このような「お祭り騒ぎ」の報道を目にすると、その原因について考えてしまう。

 

子供の頃から悪いことをしたら厳しく怒られてきていない人が減ってきた。

怒られていない人は自分たちが楽しければそれでいいと考える傾向がある気がする。

 

子供に自分の希望、夢のことばかりを大人が語っている。

僕が子供の頃は「あなたは何がしたいのか?」と言われることはほとんどなく、

「人様の迷惑になることだけはするな」とずっと言われてきた。現在ではネガティヴな教育だと言われそうだが、自分より他人に対する配慮が大切だと教えられてきた。

 

間違った身内意識が強くなった。

これは昨今問題になる「モンスターペアレント」が典型だが、自分の身内、身近な人に対して客観的に判断せず擁護することである。そういう環境で育つと、自分のしていることは間違っていないと考えがちになってしまう。

また、いつの頃からか「あなたの大切な人のために...」といったフレーズをよく耳にするが、

僕はどうも好きになれない。

実際は何もできないのだが、「自分の知らない人」のことも考えて行動する本当の社会性、広い視野が必要かと思う。

今一度自分の仲間内ではない人たちのことを考えなくてはいけない。

 

以上年寄りのボヤキでした。