うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

魚の不漁と価格の高騰

このところ魚の不漁が常態化している。

年々その度合いが加速している。

個人的にその原因を考えてみたい。

よく言われる原因

①温暖化による海水温の上昇。海流の変化。

昔は西日本でしかあまり獲れなかった鰆が東北でもよく獲れています。

②海の水がキレイになり過ぎた。海の養分、餌がすくなくなった。

海砂の採取、海岸の開発、整備によって、魚の棲む場所がなくなった。

個人的な視点の原因

④シラス、イカナゴなどの小型魚の獲り過ぎ。

昨今、テレビなどで魚を特集する時によくシラス、イカナゴを取り上げている、

その影響で小型魚が激減している。メティアのワンパターンの煽りにはうんざりです。

⑤鯨、イルカなどを保護し過ぎる

「西洋人が賢いから殺すのはかわいそう」という差別意識丸出しの考えで、地球上の

生態系が崩れた。鯨、イルカは大量に魚を食べる。捕食動物ばかり増やすから、魚が減る。

 

こんなことを書くと、「魚はあまり食べないし、肉中心の西洋的食生活でいい」と言い出す人も多いかもしれないが、それでは困る。

いつも言ってますが、周囲を海に囲まれて日本において魚食は極めて重要である。

昨今の物価高の一因は外国からの食糧に依存してきたことにもあると思う。

食糧自給率を保つためにも「米食」と「魚食」は必須条件である。

今一度この国の抱える食糧事情について考えるべきだと痛感する。