うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

SA660 その後

先日ついに購入した JBL SA660 ですが、使い始めて、いろいろと問題点が出てきました。
何せ50年前のトランジスタアンプですから。販売店で特に問題を感じなくても、
一般家庭のリスニングルームに導入して、真剣に対峙すると気が付く点が多々あります。
ノイズ問題、電源SWの接触不良等。導入時に感じた種々のトラブルを解決すれば、
経験上、だいたい後は上手くいくので、あまり気にしていません。
僕が信頼する熊本県天草市の「エイブル」さんに気になる症状を伝えて、
点検修理してもらいました。
電源SW交換、プリTr交換、パワー段Tr不良交換、コンデンサー2個容量抜け、
半固定VOL交換、その他調整、クリーニング等を実施してもらいました。
送料無料42000円ほどでした。リーズナブルな価格と思いますね。
さて、戻ってきたSA660ですが、SPケーブルベルデン8460を5m位で使用すると、
右chからハムノイズが。2mで使用するとハムは出ません。
またAIWのウェスタン復刻16GAなら5mでもハムが出ません。
これは謎です。
次にベルデン8460の捩ってある2本の線をばらして使用すると、
5mでもハムが出ません。メカに弱い僕には??です。
SPにはJBL トリムラインを使用しています。
このSPはAVにも使用しているので、思い切ってAVとピュアオーディオのアンプを
別々にしてトリムラインを鳴らしてみることにしました。
それによってSA660の設置場所がトリムラインに近づき、
SPケーブルが短くなりますし、手持ちのアンプをすべて使えます。
もっともセレクターを使用する必要があり、音質の変化・劣化が
気になるところですが、利便性重視でいくことにしました。
アンプラックの様子です。


SA660をピュアオーディオ・AV両方で使用すると、
SA660の設置場所は写真では右奥になって、トリムラインまで6mほど
SPケーブルを引くことのなります。
SG520+SE400SはJBLハークネスを鳴らしています。
アイソレーション電源もハークネスのシステム用です。
AV用途にはKS WORKSの特注プリメインをとりあえず使用することにしました。

アンプセレクターとしてラックスのロングセラー AS5Ⅲを買いました。

SPケーブルはOld BELDENの18GA, ベルデン8460を使用しています。
SPケーブルの組み合わせ、+−の捩り具合によって、いろいろ変化があって、
まだ接続は確定していません。
なお、SA660とトリムラインのシステムにはCSEアイソレーション電源は使っていません。
アイソレーション電源を使うと音質が僕にはクリアでシャープ過ぎます。
シンプルに115Vに昇圧しています。


いろいろと勉強になりましたが、SA660とトリムラインの相性はいいですね。
ヴィンテージスピーカーなのに、解像度に優れ、締まった低音が出てきます。
さらに試行錯誤が続きます。