うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

吾半

西明石駅の北にあります。
懇意にさせてもらっているブロガーさんも訪問しておられ、興味があったのですが、
なかなか機会がなく、このたびようやく訪問できました。
ようやく訪問できました
徳島で修行された店主は若いですが、物腰柔らかく、好印象の青年です。
メニューも豊富で迷います。



付き出しの煮物の味付けがら、期待が持てる感じがありました。

よこわの胡麻づけ

風味豊かで、魚のクセを上手く取っています。付け合わせの野菜にも手抜きがありません。
豚軟骨角煮

琉球テイストを感じます。上手に味付けされており、軟骨がいいアクセントになり、普通の角煮を食べた時に時折感じるパサついた繊維質を感じることが全くありません。店主のセンスの良さを感じます。
ベーコンポテトサラダ

サイコロ状に切られたベーコンがポテトサラダにタップリ添えられています。味と食感の変化を楽しめます。滑らかで、まったりしたポテトサラダもいい出来栄えです。
ツバス造り

昼網のツバスです。脂の乗りと歯応えが楽しめます。居酒屋さんとして、出色のレベルです。
サービスで頂いた鱈子の煮物。

カキのクリームシチュー

大ぶりのカキ、鶏肉、野菜が入っています。素材のもつ
甘みが上手く出た温まる一品でした。
最後に赤出汁とおむすび3個(山椒・肉味噌・鶏天むす)を頼みました。
こちらはおむすびを売りにしておられますが、いやいや感心しました。
山形産つや姫を使われているようですが、ご飯の焚き加減がいいですね。
おむすびの塩加減、お米の温度、ふんわりした握り方、すべてにおいて美味しく
食べてもらうため考えられています。


こちらのお店は店主を含め若い3人で切り盛りされていますが、
控えめで丁寧な接客、そして料理にたいするセンスの良さを感じることができます。
メニューもバラエティーに富み、今後ますます楽しみなお店です。