うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

IPC AM1029

JBL C38はMarantz7復刻とLuxman KMQ8で鳴らしていましたが、システム全体のゲインが高すぎて、Marantz7のメインボリュームがほとんど上げられず苦労していました。そこで、ゲインを低くできるパワーアンプを物色していた時に出会ったのがこれです。


エスタンの流れを組む、IPC AM1029 です。オリジナルは小型モノラルアンプですが、この個体は特注のケースにモノラルアンプ2台を組み込み、1台のステレオアンプとして使い易くしてあります。6L6シングルアンプで、6L6GC,KT66なども使えますし、他の球も5Y3,6SL7とさほどプレミア価格になっていない銘柄なので、真空管の差し替えも楽しみです。現在はRCAの6L6がつながれています。まだ鳴らし始めで、はっきりとしたことは言えませんが、穏やかでドッシリした音です。古いジャズには最適です。残留ノイズはやや多めかなと思います。もう少し、切れとSNの良さを望みたいので、今後は他の銘柄の出力管も試しながら、様々なセットアップをしたいと思います。
C38のシステムもElac Miracord10Hになり、かなり雰囲気は変わってきました。