解散したり、再結成したりと落ち着かないグループ、トラフィック。スティーヴ・ウィンウッドとの溢れんばかりの才能が目立ちますが、なかなかシブいグループです。再結成後の７３年のヨーロッパツアーのライブアルバム。デイヴ・メイスンはメンバーに入っていません。
再結成後の曲を演奏していますが、２枚組でわずか７曲とジャズのレコードかと思うくらいに１曲が長いですが、退屈せずに聴けます。リーボップが加わったことにより、よりマッシヴな演奏になっており、ライブバンドとしての実力を遺憾なく発揮しています。スティーヴ・ウィンウッドはギターにキーボードにヴォーカルに大活躍です。
トラフィックの演奏には、哀愁と同時に都会的センスのようなものが感じられ、僕は好きです。
Garrard 301 + FR64S + Shure M3D の組み合わせで聴きました。
