その工場の中で出来立ちのうどんが食べられたんです。
これぞまさしく「製麺所」。2013年に廃業されました。
さらに東にある「彦江」とともによく訪問しました、
現在も製麺所跡は残っています。
東から見ると、煙突や排気口が見えますね。
営業時の写真(2009年)
入口がありますが、知らない人は入っていけないですよね。
製麺機械によって次々に作られる出来立てのうどんに出汁と薬味をかけて頂きます。時にはビニールに袋詰めされたものを取り出して出されることもありました。出来立ちの麺は弾力と滑らかさがあり、抜群の旨さ。スーパーなどの店先に並ぶころには本来の旨さはなくなっています。工場の隅のイスにすわって食べたり、外に持ち出して、立ったまま食べたり、皆さん好きなスタイルでうどんを食べていましたね。
機械が古くなったことと、経営者の高齢化が廃業の理由と思われます。
長年ありがとうございました。