メインシステムの接続を変えてみました。
スピーカーのJBL C34は不動。
C34をドライブするアンプを替えてみることに
本来は下の写真の JBL SG520(中段)とJBL SE400S(下段)のセットを使用しています。
それを
上の写真の黒いアンプ JBL SA660に替えてみます。
SA660は普段はフォノイコライザーとして使用されていて、ちょっと不憫でしたので、
本来の力を発揮してもらうことに。
ラックの全貌
接続完了後、さっそくチェックディスクが確認。
おや?少し左chに音が寄っている気がする。そして人の声が少しボヤけた感じでスッキリしない。いろいろ考えたり、接続を確認したが??
SA660用の電源コードを極性はチェックしていたつもりだが、引っ越しの時に別のコードを使用していた可能性がある。(なんせほとんどの電源コードは同じBeldenのHeater Cordです)。
SA660の背面の電源コードの接続を逆向きにしてみた。
おっと!変わりました。音がスッとセンターに集まってきました。
しかしあと一息。
CDプレーヤーの電源極性をチェック。何とコードにマーキングまでしているのに
間違っていました。これも向きを変えました。
音がスッキリ、センターに人が立ちます。
CDは聴く機会が少ない上に、真面目に聴いてないので、音がキツく感じていたものの、電源コードの極性が逆だとは気づかなかったようです、
接続を変えた副産物です。
上の写真の右がSA660の電源コードです。コンセントのコールド側(左側)にはマーキングしています。
ついでにオーディオマニアなら知っていることですが、
壁やタップのコンセントの差し込みが左右で違うのを知ってますか?
上の写真を見てわかるように2つの差し込み穴があって、左側が少し長いですよね。
この左側がコールド、右側がホットです。
上の写真は壁コンセントではなく、オーディオ用の変圧トランスなんで、コールド、ホットは間違っていませんが、住宅の壁コンセントは結構左右が間違っていることがあります。そんなことを気にしない職人もいるようです。
僕はオーディオ用に使用する壁コンセントは機種を指定したうえで、入居前にすべての壁コンセントの極性を確認しました。
壁コンセントと機器の極性(ホットとコールド)を合わせることは大切です。
オーディオ機器はもろに音に影響します。
廊下の一般的なコンセントで極性をチェックしました。
極性をチェックするための「検電ドライバー」を使用します。
見えづらいですが、下の写真(検電ドライバーをホット側に挿した場合)では、
〇印の部分に明りがついていますね。ホット側は点灯しますが、
上の写真(検電ドライバーをコールド側に挿した場合)では明りは点灯しません。
左右が逆になっていても日常生活では気にならないというか、わからないです。
機器にも極性はあるんですが、これは結構面倒な話になります。
チェックする方法はいろいろネット上でも紹介されています。
個人的には、ネット上で紹介されているようなテスターを使った測定で機器の極性を決定するのは第1段階で、最後は自分の耳で聞いて合わせていくことが大事だと思います。チェックに適しているのはモノラルの男性ボーカルがいいでしょうね。
あるいは厳密に録音されてチェックディスクのナレーターの声もいいですね。