うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

ザ・テンプターズ

GSの中で、スパイダースと並んでオリジナリティーを感じたのがテンプターズです。

テンプターズと言えば、ショーケンの名前がまず浮かび、事実人気も高かったんですが、このグループの中心はやはりリーダーであり、ギタリストの松崎由冶ではないでしょうか?「忘れ得ぬ君」、「神様お願い」、「おかあさん」等のオリジナルヒットの生みの親であり、その優れたギターテクニックは歌謡曲風にアレンジされた演奏の中でもキラリと光ります。また、ボーカルをとらせても、なかなかシブい歌声を聴かせてくれます。
彼の演奏を聴き、グループでの立ち位置を考えると、ストーンズブライアン・ジョーンズを思い出してしまいます。ショーケンのボーカルについては、「エメラルドの伝説」は素晴らしいんですが、他は??と思うことがあります。
この写真に写った最初の5枚のシングル盤が勢いがあって、やはりいいですね。
これ以降は全体に散漫な印象しか残りません。GSの衰退を象徴しているようです。