「ホテルカリフォルニア」の大ヒットの後に、その勢いに乗って発売された２枚組のライヴアルバム。
大学生の頃、当時はやりの大型ステレオラジカセでＦＭエアチェックした音源をボロいアパートの１室で何度も聴いていたのを思いだします。音楽の力とはたいしたもので、いまだにこのアルバムを聴くと、当時のアパートの情景や、自分の心境が蘇ってきます。特にスローバラードが多いＳＩＤＥ３を聴くとセンチな気分になります。
今はそれから３０年以上が経って、すっかり贅沢になってしまいました。ソファに腰掛け、大きな音量で学生時代とは比較にならないいい音で、オリジナル盤を聴いています。
学生時代の頃の方が純粋に音楽を聴いて熱中できていたのでは？とさらに感傷的なことを考えてしまいます。昔を美化してしまう傾向がでてきたのは年をとった証拠でしょうか。
それにしても"TAKE IT TO THE LIMIT"はいつ聴いても胸にジーンときます。
