うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

EASY TO HANDLE

JBLのプリアンプ(グラフィックイコライザーと言うべきでしょうか?)SG520。音の魅力と引き換えに、故障しやすい。修理しにくい。修理すると音が変わるといったように、扱いにくいイメージがありますが、どうでしょうか?メカが全くわからない小生にとっては修理等のメンテはプロにお任せするしかないので、取扱いについては、他のアンプとさほどかわりません。小生はプッシュ式のメインスイッチを入れる時にミスをしやすいので、電圧昇圧トランスにSG520,SE400Sをつないで、電圧昇圧トランスで一括ON/OFF しています。
不安材料以上にこのアンプには実用的な機能があります。下部の隠れたカバーの中にそれはあります。


外部入力がFrontパネルにあります。機器の比較をする時に重宝します。Phono 1の出力 Level、Balance、Phono 2の出力Level、 Output Level(L/R) の調整ができます。カートリッジ、パワーアンプに応じて最適のバランス、レベルに調整できます。できるだけMAX に近い位置で調整していますが。また背面端子の造りもしっかりしており、少なくともMarantz 7 よりは使い易いと感じます。スライド式のボリューム、トーンコントロールも実に使い易いです。他にいい点は「軽い」ということです。重いアンプはやはりしんどいです。小生も導入時はSA600の時もそうでしたが、不安でいっぱいでした。しかし、実物を目にすると、不思議に不安は消えて、ウキウキした気分になってしまいました。「案ずるより生むが易し」といったところでしょうか。メカに弱くて、耳に自信のないヤツが使ってはいけないというルールはないですからね。こんなこといいながら、故障なんかするときっとハラハラ、イライラするんだろうな。